北山「地蔵山・愛宕山」
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左・右=地蔵山の稜線
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左=芦見峠  右=愛宕社務所前
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地蔵山山頂で
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 市内で雪が降っていて、4〜5cm積もっている。雨天中止だけど、誰一人として天候を心配して問い合わせしてくる人がない。交通機関も遅れがでているようだ。亀山盆地は一面雪景色で、地蔵山での積雪に期待が膨らむ。
 JR八木駅で、待ちわびていたバスに20名が乗り込み、雪深くなっていた越畑で下車する。支度をして、雪を掻き分け集落裏から芦見峠に向かう。山道脇の木々の枝が雪の重みで道を塞いでおり、払い落としながら40分程で峠に着く。積雪も増してきているので、アイゼンを着装しラッセル要員の男性を先頭に尾根に取り付く。旧越畑スキー場まで順調だったが、この先はアセビ林である。積雪も1m以上あるので、アセビが低木になってオマケに枝はどっさり雪がのっかりルートを塞ぐ。雪を落とし、木々の間を匍匐前進。深いラッセルとルート探しの大仕事をして稜線にのると、雪が締まってラッセルが楽だ。暫らくで地蔵山に辿り着いた。
 幸いにも乾雪で雪マルケでも払えば落ちて濡れないので助かる。三角点は雪の下。雪が降り止まず、標柱を頼りの集合写真を撮る。ここで昼食とはいかず、愛宕社務所まで1時間ほど我慢してもらう。ソリを履いた人、写真撮りの人、竜ヶ岳へ行く一行に出合い、空腹をおさえて社務所着13:50。
 下山していく他のパーテーとは入れ違いの遅い昼食である。手の指の感覚がなくなるほど冷える。外気温-6℃。午後3時近くなると境内を歩く人もなく、静寂の稀に見る雪景色の境内を見入る。暖かいぜんざいを戴いた余韻で下山開始。表参道の黒門の石段は完全にスロープ化。広い参道も真ん中だけ狭いトレースとなっていた。南尾根から一気に保津峡に下った。
 最後までアイゼン着用とは珍しいことだ。近場で大雪の山行を楽しめた1日だった。(北川 記)

・日 程=2月24日
・参加者=20名
・リーダー=北川嘉康/サブリーダー=加来繁幸
・コース=越畑(10:00)〜芦見峠(10:40)〜地蔵山(12:40〜12:50)〜愛宕社務所(13:50〜14:50)
     〜米買道出合(15:50)〜JR保津峡駅(16:45)
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