駿河「富士山」
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 日本一の山に登りました。参加者9名全員登頂成功です。
 心配していた天候も、途中わずかな雨にあっただけでした。風もなく寒くもない、恵まれた絶好の富士登山日和でした。富士宮口コースをピストンの予定がうれしく狂い、最高峰の「剣ヶ峰」に立った後、富士山頂火口をぐるっと回る「お鉢めぐり」も明るい青空のもとルンルン気分でお散歩できました。

9月13日 富士宮口新五合目登山口 テント泊
 富士宮口新五合目は標高2400m。吉田口(河口湖口)より100m、須走口と比べると400mも高い登山口からのスタートとなる。そのぶん、空気も薄く息苦しい気がした。しかし、高山病防止には格好の場所だった。深夜テントの外に出てみると、雲の切れ目よりきれいな月とキラキラ星が輝いている。すぐ近くのレストハウスの見晴台からは、富士市の街明かりが見えている。

9月14日 富士山3776m
3時起床の予定だが、2時30分頃テントの外に出ると、寒くもなく雨も降っていなかった。テント内で各自軽く朝食をとり、身支度を整えてテント撤収。4時30分頃出発。間もなく新六合目の小屋に到着。この小屋は営業していたが、これ以外の小屋はすべて営業終了、閉鎖されているそうだ。登山路には「車両通行止め」の看板が出されている。隙間をぬって先へと進む。六合目付近にさしかかって、東の方向に目を向けると宝永山の稜線と接した雲が赤く染まっている。太陽は見えなかったが、ご来光の雰囲気を味わうことはできた。まもなく小雨が降ってきた。雨具を着用するがわずかな時間で雨も止み、青空も広がってきた。八合目(標高3250m)に7時30分頃到着。小休止。見晴台から見おろすと、新五合目の駐車場や、新六合目の小屋の屋根、富士山スカイラインがくっきりと見えている。8時50分過ぎに九合五勺に到着。標高3590mである。富士宮口頂上まで135mの標高差。残りあと僅か。がんばろう。自分に声をかける。大きい岩がごろごろの急斜面が続く。息を整えゆっくりと登る。9時50分富士宮口頂上に立った。石鳥居のところで集合写真。富士山頂郵便局も閉鎖されている。さあ目指せ「剣ヶ峰」! 10時15分、標高3776m「日本最高峰」と刻まれた標柱にタッチ。参加者全員の体調もよく、時間も余裕があるとのことで、山頂火口を一周する「お鉢めぐり」のコースに予定通り変更。出発。火口を常に右に見ながらの楽しいハイキングだった。
 ほぼ一周する手前の「銀名水」から「御殿場口コース」を下山していく。さまざまな稜線がきれいに見える。まもなく七合目にさしかかり小休止。「大砂走り」の入口である。しばらく下ると分岐にさしかかり、宝永山方面へと向かう。次の分岐で宝永第一火口へと進む。やがて富士宮口新六合目に合流。新五合目の登山口に15時25分下山。
 駐車場には、出発時とうってかわって車がぎっしりと詰まっていた。街中へ夕食の買出しと風呂を求めて出発。今夜のテント場は、富士山スカイラインの富士宮市方面にある「西臼塚駐車場」となった。

9月15日
 朝、テントから出てみると、富士山と宝永山がはっきりと見える。稜線のつながりが、シンプルでとても雄大だった。「白糸の滝」見物に足を延ばし、沼津に立ち寄って帰路についた。(津田 記)

・日 程=9月13日〜15日
・参加者=9名
・リーダー=林本佐千枝/サブリーダー=小島信忠
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