北山「白倉岳」
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左=地蔵堂への山道  右=白倉岳山頂
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白倉中岳の大杉
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 2月15日(日)午前7時半の出町柳に8人が揃い、2台に分乗して出発。花園橋で1名を拾って9名となる。
 村井に到着し全員身支度を整えるが、車を1台下山地点の栃生へ置きにいく。全員が揃ったところで、白倉岳をめざして歩き出す。今日の登山口は村井の集落だが、通常の登山口より南寄りの登り口から取りつく。ところどころに雪が残る杉林の中を過ぎ、山道にかかっても残雪が少しあるだけだ。やがて地蔵堂に到着し、ここで村井からの登山道と合流する。例年であればここからワカンを装着するのであるが、今年はその必要がない。高度650mくらいから全面に雪となるが、ツボ足でそのまま行く。天候がよく気温もかなり高いようで、半袖になるメンバーもいた。この高温で雪は腐り、歩きにくい状態になってきた。やがて、左へ直角に曲がって主稜に乗る。目の前の高みを登りきると烏帽子岳頂上である。
 ここから南へ主稜線上を白倉三山へ向かう。腐った雪に足を取られながら白倉岳頂上に到達し、全員と握手を交わす。南側の日溜まりで遅い昼食にする。ぜんざいを作って甘さも補給し、ポカポカ陽気を満喫する。昼食後は白倉中岳をめざして南へ。春の稜線歩きのように気持がよい。白倉中岳では大杉に登ったメンバーを記念撮影する。さらに南下し、白倉南岳を通過して三山は達成された。
 あと少し南へ行き、日野谷コースを下降するが、あまりの雪の状態の悪さに全員ワカンを装着する。これで歩きやすくなりスピードアップして下降するが、高度553mで北東へルートをとるところを誤り、南東へ南東へと下る。途中で道はなくなり、トラバースの連続で栃生集落のいちばん南に降り立った。けっこうなアルバイトだったが、全員元気に車のデポ地に着いた時には、日はとっぷりと暮れていた。(坂井 記)

・日 程=2月15日
・参加者=住吉 実・中久保建次・有田みつ子・林本佐千枝・河村文子・加藤昌子・川村千枝・板倉由起夫
・リーダー=坂井 亘
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