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左=和田山牧場から小白山 右=惟高谷のルンゼを登る |
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山頂から石徹白の山々 |
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雪庇が美しい稜線 |
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左=山頂から白山方面を望む 右=薙刀山で |
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登山口のある石徹白に入るには、曲がりくねった急坂が続く。例年だと凍結して恐い思いをするのだが、今年は道路上に雪のかけらもなかった。心配した積雪は桧峠で50cmあり、ひと安心。白山中居神社の駐車場は閑散として、ここも例年とは何か違う雰囲気を感じた。
林道を100mほど行ったところでシールを付けられたが、その先何箇所か雪が途切れていた。林道上部は積雪も増え、樹林帯をショートカットして和田山牧場に出た。周りの山々は真っ白とはいかないが、ここからの景色は何度見ても美しい。野伏ヶ岳の裾から、惟高谷も問題なく通過できた。今回一番の急坂を登りきると、薙刀山と稜線の雪庇の美しい景色が広がっていた。もうひと頑張りで、薙刀山に着いた。願教寺山の向こうに白山、それに続く白山前衛の山なみ、振り返れば野伏ヶ岳の眺めが素晴らしかった。ひと滑りして、薙刀山を眺めながらまた大休止とした。
下りはあっという間だった。和田山牧場の緩い登り返しもスキーのまま歩いた。登山者の姿はなく、スノーモービルが走り回っていた。子供が「頑張って〜」なんて声を掛けてくるので、仕方なく手を振った。林道は轍もなく滑り易かった。無事に白山中居神社に到着。
石徹白の山々は何度来ても満足できる。楽しい一日だった。(田代 記)
・日 程=3月1日
・参加者=5名
・リーダー=田代妙子/アシスタントリーダー=松田仁志
・コース=白山中居神社(7:50)〜和田山牧場(8:50)〜山頂(11:50〜12:40)〜大休止(13:00〜13:30)〜
白山中居神社(15:30) |
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