丹後「高竜寺ヶ岳ほか」
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左=法沢山山頂から久美浜湾方面の展望  右=法沢山山頂から高竜寺ヶ岳を望む
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左=イワカガミ  右=法沢山の尾根道
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左=国道482号線、尉ヶ畑からの高竜寺ヶ岳  右=イカリソウ
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左=高竜寺ヶ岳山頂から尉ヶ畑、久美浜町方面  右=高竜寺ヶ岳への登山道
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高竜寺ヶ岳山頂にて
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 但馬の名峰と称される法沢山と、丹後富士と呼ばれる高竜寺ヶ岳を巡る企画で、好天に恵まれ新緑と展望とドライブを存分に楽しんだ二日間だった。

 4月29日(祝)=法沢山(ほうたくさん=三等三角点 643.5m)
 出石町にある奥小野の集落を抜け、沢沿いの林道を走る。適当な場所を見つけ駐車して、地図を確認しながら林道を進み369mピークの尾根の取付部に向かう。朽ち果てた登山口標識板があり、それに従い登山道を登る。
 杉の植林帯と自然林が混在した尾根の、整備された登山道を行く。小さなコブを登り返し進むと、ブナやアカマツの大木も見受けられるようになり、新緑が突き抜けるような青空に映える。展望もすこぶる良く、気持ちがよい。標高500m辺りからロープを頼りの急登の連続となる。550mを超えると、両側の斜面は山頂までイワカガミの群生で、まだ時期は少し早かったが可憐な姿が我々の目を楽しませてくれた。
 山頂での展望は素晴らしく、出石の町や久美浜湾の小天橋、明日登る高竜寺ヶ岳など眺めながら昼食をし、心ゆくまで楽しんだ。  下山は往路を引き返し、コシアブラやワラビ等の山菜を摘みながら奥小野の集落まで戻り、今夜の宿泊地=久美浜の小天橋に向かった。
・コース=林道駐車(10:45)〜登山口(11:15)〜法沢山山頂(12:10〜13:00)〜登山口(13:50)

 4月30日 高竜寺ヶ岳(こうりゅうじがだけ=二等三角点 696.7m)
 風情のある古風な民家で暖かいもてなしと美味な料理をいただき、満足のうちに国道482号線を久美浜町尉ヶ畑に車を走らせる。車窓から高竜寺ヶ岳が眼前に迫る。たんたんトンネルの入口手前の広場に駐車し、佐濃谷川に沿った杉林の林道を登山口に向かう。
 立派な登山道の案内標識に従い、川を渡り尾根を登る。休み石を過ぎると、行く手に樹間から高竜寺ヶ岳が望める。尉ヶ畑峠で但東町からの林道と出合い、しばらく林道を回り込んで行き、再び山道に入る。イワカガミも散見される。ヤマツツジが美しい。気持ちの良い新緑のブナ林が続く。主尾根に乗ると、僅かで高竜寺ヶ岳の山頂だ。
 広々とした山頂には東屋もあり、その側に詳しい山名を記した鉄柱の方向板が設置されている。山頂からの展望は、法沢山に劣らず素晴らしい。丹後・但馬の山並み、久美浜湾から遠く日本海の遠望と、展望を充分楽しみゆっくり往路を下山した。
・コース=たんたんトンネル駐車(9:20)〜登山道入口(9:35)〜休み石(9:50)〜尉ヶ畑峠(10:00)〜
      高竜寺ヶ岳山頂(10:50〜11:30)〜登山道入口(12:15)〜たんたんトンネル駐車(12:30)(荒木 記)

・日 程=4月29日〜30日
・参加者=5名
・リーダー=千田博之
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