中国山地「津黒山・大空山」(主催=ぶなクラブ)
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左=フジバカマ  右=津黒山への稜線
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津黒山の山頂で
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井手の谷筋より尾根に取り付く
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左=富栄山より大空山を望む  右=富栄山山頂にて
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シラヤマギク
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 9月26日 津黒山(つぐろせん)1118メートル 二等三角点
 岡山県と鳥取県境の中央部に位置する津黒山は標高は1100メートルを超すが、登山道の取付地点が800メートル近く。短時間で登れるので、初日の登山には格好の場所である。メートル  今日の宿泊場所である津黒高原荘からスキー場を眺めると、その最高部に展望台が見え、そこが登山口である。メートル  鳥取県境へ向かう林道へバスを進め、展望台でバスを降り、昼食を済ませ登り始める。スギやヒノキの薄暗い植林帯をジグザグで20分ほど登ると雑木林となり、登山道脇に可憐な草花が我々の目を楽しませてくれるようになる。やがてネマガリダケやササが生茂り、カラマツが点在するなだらかな草原に出るとしばらくで山頂に着く。展望はすこぶる良い。三角点を確認し記念写真を撮り、時間にも余裕があるので稜線上の白髪山へピストンを企てる。
 津黒山山頂までは良く整備されていたが、白髪山への稜線は背丈を遥かに超すネマガリダケに行く手を阻まれ、途中でやむなく撤退して引き返す。
 山頂に戻り往路を登山口へ。そこから秋色濃いスキー場を下って宿舎の津黒高原荘に戻った。
・コース=登山口(12:10)〜津黒山(13:00〜13:15)〜白髪山へ(撤退)〜津黒山(13:45)〜津黒高原荘(15:00)

 9月27日 大空山(おおぞらやま)1103メートル 三等三角点・富栄山(ふえいざん) 1205メートル 四等三角点
 岡山在住で元会員の福田さんを迎えての山行となる。かつてはネマガリダケと格闘しての登山だったらしいが、近年地元の熱意で遊歩道や登山道が整備され、標識なども設置されて気軽に山頂が踏めるようになった。展望が良いので多くの人で賑わっている。
 のとろ原キャンプ場を過ぎた林道脇に登山口の標識が立っている。それに導かれて山道に入る。木製の階段が続き、植林された尾根を越えていったん下がり、井手の谷沿いにしばらく進み、沢を渡って尾根に取り付く。やがてふぐるみ原生林と称される一帯となり、一面ササが生茂り、雑木とともにブナやミズナラの大木や老木が見られるようになる。倒木が道をふさぎ、何箇所か乗越え潜って、深山幽谷の趣を楽しみながら稜線に向かう。ゆるやかな登山道を行くと、富栄山と大空山の分岐のある稜線に出る。
 一休みの後、まず大空山に向かう。ブナなどの自然林の気持ちの良い稜線を、ちょっとしたアップダウンで山頂に着く。あまり展望は利かない。山頂から南へ10分も下れば牧場に出て篠坂に降りられるようだ。蜂がブンブン飛び回り落着かず早々に分岐へ引き返す。
 分岐から富栄山へ。なだらかな登山道はネマガリダケが切り払われてしっかりしているものの、切り株が出ていて歩き辛い。途中、ナナカマドが赤い実をつけ色づき始めていた。山頂は広く切り払われて展望台も設置され、眺望抜群で遠く大山も眺めることができた。気持ちの良い山頂でゆっくりと昼食をとり往路を下山した。
・コース=のとろ温泉登山口(8:45)〜稜線分岐(10:18〜10:30)〜大空山山頂(10:45〜10:55)〜稜線分岐(11:10)〜
     富栄山(11:32〜12:05)〜稜線分岐(12:20)〜登山口(13:30)(荒木 記)

・日 程=9月26日〜27日
・リーダー=千田 博之
・参加者=24名
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