若狭「雲谷山・八ヶ峰」
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第三展望所より三方五湖を望む
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雲谷山山頂にて
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 紅葉を求めての例会で、今年は福井県嶺南地方にある雲谷山とブナ林が美しいといわれている八ヶ峰への一泊二日の山行となる。

11月16日(晴れのち曇り)
 青空が広がる中、出町柳駅前を2台の車で出発。国道367号、303号、27号を通り三方石観音の広い駐車場に到着する。今回はここからのピストン登山となる。境内の紅葉はまだ少し早いようで、ところどころ赤や黄の葉が見られる。
 三方石観音のご本尊は、弘法大師の作と伝えられており、右手のない片手観音は、手足のケガや病気にご利益があるとのこと。とくにスポーツ選手がよくお参りに来るらしいが、この観音様がケガによく効くと伝えられているからであろうか。
 地蔵尊が立ち並んでいる登山口から登って行く。ジグザグに切られた遊歩道をひと登りすると、第一展望所に着く。静かな湖面を湛えた三方湖が広がる。気持ちのよい芝生道にしたがって第二展望所を通り、雄滝を遠くに見送りながら林道終点に到着する。ここまでは車でも入って来られるようだ。
 少し登るとログハウスの建つ第三展望所に着く。ここから見る三方五湖の展望は素晴らしい。目の前には右側手前に久々子(くぐし)湖、奥に小さい日向(ひるが)湖が加わり、五湖のすべてが見渡せ、遠く日本海も見えている。
 ここからも広い芝生道が続き、約15分で左の登山道へと入る。そこから雑木林の中を約30分で628mのピークに達し、少し下るとそこにはユズリハの目立つ窪地となっている。この辺りから紅葉・黄葉が我々の目を楽しませてくれる。ここからさらに急登となり、登ってからも小さなアップダウンを繰り返し、傾斜が緩んでくると雲谷山山頂に到着する。日本海側が開けており、展望を楽しみながらの昼食となる。
 下山は周囲の景色や紅葉をゆっくり見ながら下りていく。遊歩道まで一気に下り、あとは広い芝生道を進み、第三展望所で本日最後の眺望を楽しみ、下山は第二展望所付近から一気に谷へと下る。そこから舗装路を三方石観音まで歩く。あとは車で常神半島突端にある今夜の宿へと向かう。

11月17日(雨)
 本日の降水確率は90%。予定では、ブナ林のきれいな五波峠から八ヶ峰へのピストンを計画していたが、どうやら無理のようだ。それでも未練があり、とりあえず五波峠まで行って判断することにした。
 雨は降り続け、峠に着いたときにも降り止まず、やはり登山は断念する。しかしながら紅葉風景が素晴らしく、しばし撮影時間として、各々カメラを下げて撮影ポイントを探す。雨で霞む紅葉・黄葉が幻想的な雰囲気の中で大変素晴らしい景色となっていた。
 帰り道は周山街道をとり、途中にある源氏物語「落葉の宮」ゆかりの式内社「岩戸落葉神社」の落葉のじゅうたんでも撮影会を開催して帰路につく。(今村 記)

・日 程=11月16日〜17日
・コース=三方石観音(9:15)〜第三展望所(11:10)〜雲谷山(11:42〜12:15)〜第三展望所(13:31)〜三方石観音(14:12)
     17日は雨天のため中止
・リーダー=今村克美/サブリーダー=加来繁幸
・参加者=8名
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左=五波峠付近の紅葉  右=岩戸落葉神社の落葉のじゅうたん
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