播磨「高御位山」
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左=鹿島神社鳥居と高御位山  右=百間岩
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左=鷹ノ巣山三角点  右=高御位山頂上
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高御位山で
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 好天に恵まれ、参加者の足並みが揃っているので、急遽高御位山周回ハイキングコースから全山縦走コースへ予定を変更した。低山ながら(最高峰304m)全山岩山で、馬蹄形をした連山を縦走する。絶えず瀬戸内海方面、箱庭のような麓の景色が良く、岩山歩きが多いことから播磨アルプスと言われている。
 曽根からの取付きに留意がいる。少しわかり難いのでうろうろすると時間のロスとなるだろう。曽根駅から国道2号線に出て歩道橋を越え、左へ一筋目の道を右折して50mほど行くと、人家の横から入る道に豆崎奥山の標識がぶら下がっている。ここが豆崎登山口である。ほんの暫らく登ると大きな岩盤にぶつかるが、迷わず標高差30m、斜度30度を登りきると登山道が続いている。巻道らしきのがあるが本ルートに出られないようだ。あとは山道もよく、標識もあるので迷うことはない。縦走する連山を眺めながら麓の箱庭風景や瀬戸内海の景色が楽しめる。ハイライトの一つ、百間岩の登りに取り付く。標高差100m、斜度30度の一枚岩の岩盤で、滑りそうで滑らない。白ペンキ印を辿るが、背景の展望が開けて疲れが癒される。ここを下山となれば相当緊張を要し、ましてや雨や岩盤が濡れていれば避けたい。転べば、そのまんま下へ。想像すると縮み上がる思いだ。鷹ノ巣山を越え、アップダウンを繰り返し、岩山の最高峰高御位山に着くと大勢の人が寛いでいる。高御位山奥宮神社の軒下にひっそりと三角点がある。北山方面の縦走路に入れば極端に人が少なくなる。小高御位山辺りから振り返れば、辿ってきた連山が一望できるポイントだ。北山奥山を越え、最後のピークからジグザクの雑木のある道を下れば車道に出て、峠の地蔵に出迎えられ縦走は終わる。25分ほどで宝殿駅に着く。
 このコースは、日影がなく岩で照り返しも強く、大小22のピーク越えのタフなコースだ。水場がなく、ペース配分と余分な飲料水がいる。この時期に大汗をかいて、水分を分け合って踏破した。(北川 記)

・日 程=3月14日
・コース=曽根駅(9:50)〜豆崎登山口(9:55)〜豆崎奥山〜鹿嶋神社出合(11:10)〜百間岩〜鷹ノ巣山(11:55〜12:35)〜
     桶居山分岐〜高御位山(13:20〜13:35)中塚山〜北山奥山(14:30〜14:40)〜峠の地蔵(15:25〜15:35)〜
     宝殿駅(16:00)
・リーダー=北川嘉康/サブリーダー=加来繁幸
・参加者=16名
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