北山「愛宕山(愛宕シリーズ9)」
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左=竜ヶ岳山頂にて   右=竜ヶ岳より愛宕山
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左=境内の桜は今が見頃  右=広々としたクリンソウ群生地
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 日曜日とあって、登山者でごった返す清滝から林道を歩き始める。清滝川から分岐する堂尻川に沿って遡ると、やがて梨ノ木谷へと入っていく。この谷をつめると展望の開けた首無地蔵の前に出てくる。
 長い登りを終え、これから登る竜ヶ岳の急登に備えて小休止とする。ここから竜の小屋までの川沿いには、まだ三分咲きくらいのクリンソウが我々を迎えてくれた。小屋主と思われる人の話しでは、今年は寒さが長引き、開花が遅れているとのこと。  芦見谷から竜ヶ岳の急登に取り付く。気を抜くことができない険しい道だが、ところどころに見えるシャクナゲが心を癒してくれる。しかしながら、今年は花の数が少ないように思える。
 最後まで苦しい登りだが、登頂した時の満足感はまた格別だ。晴天のもと、ここで弁当を広げる。ここからは、一直線に愛宕山をめざす。小さなアップダウンを繰り返し、参詣道へと出てくる。
 愛宕神社境内ではピンクの八重桜が満開だ。タイミングよく花に出合えてよかったと思う。下山は三角点下より東側の谷へと下る。芦見川の支流であろうか。一般ルートではないので、他の登山者と顔を合わせることもなく、静かな山歩きが楽しめる。
 やがて、前方に蜃気楼のようにピンクの固まりが浮き上がって見えてきた。近づくとまるで桃源郷のような場所に出てくる。クリンソウの群生地だ。まだ少し背が低いが、見事なピンク色をしている。日々世話をしていただいているボランティアの方に感謝したい。
 川に沿って、咲いているクリンソウを見ながら再び首無地蔵へと出てくる。しばらくアスファルト道を歩き、八丁尾根へと入って行く。以前は樹木が茂っていたが、今はきれいに伐採されており、下山口が分かりやすい。平坦な道を進み、八丁山ピークを越えたところにぶら下がっているヤカンを目印に梨ノ木林道へと下る。

・日 程=5月9日
・コース=清滝(9:35)〜梨木大神(10:35)〜首無地蔵(11:30)〜竜ヶ岳(12:30〜13:15)〜愛宕神社(14:00)〜
     クリンソウ群生地(14:50)〜首無地蔵(15:15)〜八丁山(16:00)〜清滝(17:00)
・リーダー=今村克美
・参加者=12名
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