生駒「信貴山」(自然クラブ例会)
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朝護孫子寺の張子の虎
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信貴山山頂からの展望
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高安山山頂
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 前日から奈良地方は午前中雨の天気予報で、当日京都の朝は小雨だったが、予定者全員が参加し近鉄信貴山下駅に着いた。駅でハイキング道は不通と告げられ、残り雨に降られながら広いバス道を歩き始める。駅から登りの道で、途中で傘は不要になったが、湿度が高く参道入口までに一汗かく。清掃された参道を登ると多くのお堂や寺院に塔や像などがあり、雨あがりの緑の中で美しい。とくに目に付いたのは張子の虎など、大小色々の虎が次々と見られた。聖徳太子に関係し、信貴山三寅(寅年・寅の日・寅の刻)に由来するそうだ。今年の阪神タイガースのご祈祷のご利益は? 一番立派な毘沙門さんと呼ばれる本堂と、その正面からの展望は素晴らしいが、雲があり残念だった。再び登り信貴山山頂に着く。山頂はお堂で雨が降り出し、非常に強くなり近くの休憩所で雨宿りと昼食場所をお願いして助かった。
 半時間ほどで雨も止み、山頂のお堂前からの展望も素晴らしく、葛城・金剛はやはり雲で見えなかった。近くの城跡を見て一般道から山道に入り、東(八尾市)の高安山山頂に着く。まったく展望はなく、笹の中に少し頭を出した三角点の前で集合写真を撮る。近くに最近作られた真っ白な大きな気象観測ド−ムが聳え(下の街からよく見える)、その下に高安山山城跡の碑がある。城跡らしいものは何もなく、訪れる人は少ないだろう。ケーブル近くの下山道で、雨で深く掘れた暗い密林の中を無事下山する。晴れていて暑く、近鉄信貴山口駅に着く。今日の場所は初めての参加者がほとんどで、山岳宗教の文化財を興味深く観察して、二箇所の山城跡を観てきた。(萩原 記)

・日 程=9月16日
・コース=近鉄信貴山下駅(9:30)〜参道入口(10:20)〜信貴山山頂(12:15)〜高安山(13:00)〜近鉄信貴山口駅(14:30)
・リーダー=萩原孝一
・参加者=11名
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