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左=クライミングウオール 右=星のブランコ |
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星のブランコの入口で |
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北方の展望(右、ポンポン山・京都市) |
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9時、京阪私市駅前に集合して歩き始める。はじめは天野川沿いに歩き、大阪環状自然歩道に合流して「ほしだ園地」に入る。散策道としてよく整備され、ユニ−クなのは200mほど木で組んだ地上10mほどの木製歩道橋(名前は「森林鉄道風歩道橋」)で、ここからは周囲の観察がしやすくなっている。今日の観察会は、早春を彩るヤマザクラ・コブシ・タムシバ・ツツジに落葉樹の新芽などを観察した。白い花は山肌によく目立った。コースは短いのでゆっくり観察した。また参加者の加来さんが珍しい蝶(ミヤマセセリ)を見つけてから、蝶の観察会も行なって名前などを教わった。ピトン小屋前広場には、大きくて立派なクライミングウオールがあり実技を見る。隣の岩壁の途中にある巣から、出入りするハヤブサを写そうと三脚を立てて待っている人もいて、少し待ったが現われなかった。尾根に登り、大きな吊橋「星のブランコ」を渡る。雄大で眺めもよく、全長が250m、最大地上高は50mで、この園地の一番の見どころだった、反対の尾根に登り、京都など北方が展望できる見晴台で展望を楽しんだ。
ここで環状自然歩道と分かれ少し引き返し、やまびこ広場で昼食を済ませ、散策道でない尾根の藪道を通って北方の正常な下山道に合流する。下山して再び少し離れた妙見山に登る。低いが岩山らしい三角点に立ち寄り、少し北側の妙見宮にお参りする。この付近はもう露出した岩山で、急な石段を下り妙見川の川原に出る。ここは桜の名所で、サクラは満開で露店も出て、大勢の花見客と宴会で大賑わいだった。少し休んで、川沿いに花を見ながら終点の京阪河内森駅に無事着き解散した。
今日観察した蝶11羽(*=今年羽化、他は越冬蝶)
コツバメ*・ミヤマセセリ*・アゲハチョウ*・ルリシジミ*・モンシロチョウ*・テングチョウ・ムラサキシジミ・ルリタテハ・モンキチョウ・キタテハ・キチョウ(萩原 記)
・日 程=4月7日
・コース=私市駅(9:00)〜星のブランコ(10:50)〜やまびこ広場(11:30)〜妙見山(12:50)〜河内森駅(14:00)
・リーダー=萩原孝一
・参加者=5名 |
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