北山「桟敷ヶ岳〜天童山」
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左=城丹尾根から愛宕山をみる  右=城丹尾根
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左=桟敷ヶ岳  右=茶呑峠
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天童山で
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 今回訪れるコースは、岩屋橋から志明院に行き薬師峠から桟敷ヶ岳を越え、ナベクロ峠から城丹尾根に出て、飯森山・天童山を乗越えて周山のバス停までタフな山行となる。
 絶好の行楽日和となって、出町柳から超満員の中型バスで岩屋橋へ。橋を渡り志明院をめざす。志明院入口で右への山道が登山口である。10分ほど谷筋を詰めれば薬師峠に着く。六体のお地蔵さんが迎えてくれる。
 桟敷ヶ岳への道をとって、岩茸山分岐から岩茸山を越えていくと林道に出合う。道なりに進めば右に反射板を見て、ほどなく鉄塔に着き、一登りで桟敷ヶ岳山頂だ。二等三角点にタッチし、広々した山頂を後にしてナベクロ峠へ向かうのだが、踏み跡とテープを頼りにマップとコンパスを片手のコースとなる。峠の目印らしきものはなく、僅かな登りで送電線の鉄塔に着き城丹尾根に取り付いた。ここからの展望はすこぶる良い! 好天で空気が澄み、遠望が効いて北山全体を俯瞰できる至福のひとときとなった。遠く比良山系の蛇谷ヶ峰・武奈ヶ岳もくっきり見え、真近かに見慣れた愛宕山から地蔵山の稜線、西北遠くに長老ヶ岳も姿を見せていた。
 ちなみに、城丹尾根は旧国名「山城の国」と「丹波の国」の国境であるが、現在は京都市右京区に編入された。
 天童山への尾根筋は倒木も多く紛らわしいテープもあったが、尾根を外さずアップダウンを繰り返し、751mのピークでは木の股に放置自転車がある。三角錐の飯森山のきつい登り、下りから第一の反射板のあるピーク、そして第二の反射板を越せば天童山だが、樹林の中に地元小学生の登頂記念標識があるところが山頂だ。
 地元周山の人達は天童山の呼び名を「でんどうざん」と言っていた。
 茶呑峠までの急な下りである。峠には祠に石造菩薩像が安置されている。また、京北トレイルのルートで標柱15は細野・大森から山国方面のコースになっている。我々は、直接周山への林道を桂川に架かる殿橋を渡って国道に出て、周山のバス停へのコースをとった。(北川 記)

・日 程=4月17日
・コース=岩屋橋(9:40)〜志明院(10:00)〜薬師峠(10;10〜10:20)〜岩茸山(11:05)〜桟敷ケ岳(11:30〜11:35)〜
     ナベクロ峠(12:00)〜鉄塔(12:05〜12:45)〜飯森山(14:05〜14:10)〜反射板1(14:30)〜
     反射板2(14:35)〜天童山(14:40〜14:45)〜茶呑峠(15:10〜15:20)〜殿橋(16:10)〜周山(16:30)
・リーダー=北川嘉康/サブリーダー=加来繁幸
・参加者=21名
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