北山「沢山〜衣笠山」
space
space
space
4617_5
space
沢池をバックに
space
space
space
4617_14617_2
space
左=最初のピーク沢山  右=桃山展望所からの眺め
space
space
space
4617_34617_4
space
左=原谷弁財天  右=天皇陵からの眺望
space
space
space
 曇り空の下、雨を心配しながら高雄を出発する。栂ノ尾から京都一周トレイルコースの福ヶ谷林道へと入る。舗装路ではあるが傾斜が厳しい。林道はまだ上へと続くが、トレイルコースは沢池方面への山道だ。
 しばらくは急登となり、汗が噴き出してくる。やがて平坦な道となり、雰囲気のよい稜線歩きとなる。トレイルコースの標識にしたがって沢池へと向かう。広い道を進むと、やがてエメラルドグリーンの水を湛えた沢池に到着。このままトレイルコースを進むと、上ノ水峠から先は松茸山となり、今の時期は通行できないようだ。
 少し戻り、トレイルコースを外れて沢山への急登に取り付く。最初のピークを越えて、さらに奥の沢山に辿り着く。山頂は我々グループの独占となり、ゆっくりと食事を楽しむ。
 先ほどのピークまで戻り、三叉路を左へと下る。細い道ではあるがしっかりと道はついている。あまり人が通っていないのか、吉兆谷を過ぎる頃から倒木と蜘蛛の巣に悩まされる。悪戦苦闘の末、吉兆山に到着。山頂にはプレートが木の上に架かっているだけで何もないところだ。
 元の縦走路に戻り桃山をめざす。展望所があり、原谷から京都市街の眺めがよい。この展望所の上を通っている登山道を、テープに導かれながら一気に登ると桃山に到着する。この山頂もプレートが下っているだけで、それがなければ山頂はわからない。
 再び縦走路に戻り先へと進む。倒木と蜘蛛の巣が一層厳しくなってくる。三叉路を右方向に下っていくと原谷弁財天へ出る。この原谷は、壇ノ浦の戦に破れた平家一門が落住し、それが祖となっているとのこと。
 原谷の集落を抜け、立命館大学グランドの横から宇多天皇陵へと抜ける。陵の横から参陵道に入り、一条天皇・堀河天皇陵を巡る。京都市街はもちろん、遠く生駒山まで目の前に展望が広がる。
 最後のピークである衣笠山はすぐ横にある。急登を一気に登りきると、標高201mの衣笠山山頂だ。ピークは広いが展望はない。南側の急坂を慎重に下ると竜安寺駐車場のすぐ横に出る。バス停はすぐ傍にある。(今村 記)

・日 程=9月25日
・コース=高雄(9:00)〜峠(9:40)〜沢池(10:20)〜沢山(10:55〜11:40)〜吉兆山(12:15)〜桃山(12:40)〜
     原谷弁財天(13:30)〜一条天皇陵(14:35)〜衣笠山(14:50)〜竜安寺駐車場(15:10)
・リーダー=今村克美
・参加者=20名
space

space
space
「最近の活動」ページへ戻る
space
space
space
contents
space
to_top
space