大和「龍門ヶ岳」
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左=吉野山口神社登山口  右=三津峠から大峠への稜線
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竜門ヶ岳山頂
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大峠
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 竜門ヶ岳は奈良中部の竜門ヶ岳連峰の盟主で、山容が良く、山麓は古い歴史を有し信仰の篤い山で 日本三百名山に取り上げられている。足達者の人達は日帰りで吉野山口神社から音羽三山の縦走をされている。京都から公共交通機関を利用して、連峰を一気通貫するには時季を選び、大人数でノシ歩けるほど軟なコースではない。以前に、北の部分(音羽三山)を大峠まで歩いているので、どうせ主要な南をやるなら紅葉の良き時季にと計画した。思いが通じたのか、多数の参加者が集った。
 京都から近鉄を乗り継ぎ、2時間かけ大和上市に降り立った。総勢26名は、駅前に常駐するタクシーに分乗して登山口の吉野山口神社へ(バスの便はなく、小型タクシーの利用で1,800円)。神社の左の道を、道標にしたがって長閑な集落を見て30分ほどで竜門ノ滝に着く。時間がかからないので滝見物して行こう。久米仙人の曰くありげな伝説にニヤけながら、薄暗い樹林帯を標識が途切れるころ山道に入り、急登の尾根に取り付く。テープもあり山道も良く踏まれていて、迷うことはないが樹林帯で薄暗い。
 勾配が緩やかになって、笹が出てくれば山頂は近い。祠と一等三角点があって、小広いが木立で展望はない。資料では、北へ5分行けば送電線鉄塔に出る。鉄塔下が草原状になっていて展望がよいとある。天気もよく絶好の昼食場所だった。北へ稜線伝いで大峠へ向かう。向こうに音羽三山が目の前に見え、名も知らない峰々が延々と広がっていて、紀伊半島の付根部分にいる実感が湧く。三津峠らしい分岐に着くが、標識には峠の名はない。大峠への標もなく、細峠方面を笹でルートが見難い稜線を行く。背丈以上もある笹を掻き分け、足元の岩や倒木との戦いが続き、コブを三つ越せば女坂伝承地の碑がある大峠に着く。峠から僅かに下れば舗装林道に出て、針道集落を通抜け、不動の滝バス停に着く。念願の竜門ヶ岳連峰の縦走は終わった。(北川 記)

・日 程=11月27日
・コース=吉野山口神社(9:45)〜竜門ノ滝(10:15〜10:25)〜竜門寺跡〜竜門ヶ岳(11:45〜11:55)〜
     鉄塔下(12:05〜12:45)〜三津峠(13:05/三津集落方面へ25分タイムロス)〜大峠(14:25〜14:35)〜
     不動の滝バス停(15:30)
・リーダー=北川嘉康/サブリーダー=中西伸二・原田 毅
・参加者=26名
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