伊勢「局ヶ頂」
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相賀浅間神社より漁港
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リアス式海岸
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局ヶ頂の山頂
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 近畿には「局ヶ岳」と名のつく山は幾つかあるが、「局ヶ頂」と呼ばれる山は珍しいのでは。南伊勢の相賀浦の漁港に登山口がある。いきなりの急登で、一登りすると白い鳥居のある相賀浅間神社に到着。相賀浦の漁港が眼下に広がり素晴らしい眺めだ。海抜0mから310mの山頂へ、標高は低いが9回ものアップダウンの繰り返しで歩き応えがあった
 別名は「鋸山」と呼ばれているらしい。周りの木は、備長炭に使用される「ウバメガシ」や「モッコク」の常緑樹林で、僅かに終わりかけたツツジの花が見られたくらいで、道端は「クジャクシダ」に覆われていた。登山道は3mほどの広い道で、山頂まで続いている。この道は「火防線」といい、山火事の際、延焼を防ぐための消火活動が円滑で安全に行なわれるよう意図的につけられたものである。断崖の上に立つ局ヶ頂の眺めは言葉では言いつくせない。エメラルドグリーンの海、幾重にも重なって見える入江、リアス式海岸。英虞湾から志摩半島まで、後ろを向けば太平洋が初夏の日差しを浴びてキラキラ輝いていた。ゆっくり昼食を取り、もと来た道を引き返す。お天気に恵まれ、眼下に海を眺めながらの山歩きも、また一味違った趣のある山行だった。(堀田 記)

・日 程=5月13日
・コース=相賀浦登山口(9:45)〜第一分岐相賀浅間神社(10:30)〜第二分岐(11:10)〜局ヶ頂(11:45〜12:35)〜
     第二分岐(13:05)〜展望台(13:50)〜駐車場(14:30)
・リーダー=岡本 登
・参加者=5名
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