湖南「竜王山(自然クラブ観察会)」
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左=落ヶ滝  右=金勝山稜線(中央は竜王山)
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左=天狗岩  右=狛坂磨崖仏
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竜王山の山頂で
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 JR京都駅に集合し、草津駅からはバスで上桐生バス停に下車する。バス停の近くが登山口で、今日もまた朝から暑い日になり、熱中症対策で休みと水分補給に注意して出発する。登山口の駐車場で受け取ったチラシには、以前から堂山・太神山の山地も含めて、広い範囲で湖南アルプスと呼んでいたが、金勝山(こんぜやま)山地のハイキングコースとして紹介され、標識などよく整備されていた。
 今日は自然クラブの例会で、出発してすぐの樹林の道沿いに、赤や白などのキノコが観られた。特徴あるものは何でも観察することにする。そして、花崗岩が風化した砂や岩石が、登山道や尾根・稜線に見られるようになる。途中で岩にかかる落ヶ滝を見て、鶏冠山からの稜線に出る。登山道に水が流れている岩場があり、大雨や最近のような豪雨では危険になる。稜線は日射しが多くなり、登り下りが多く風化した白砂は滑りやすい。でも見晴らしはよい。一番の見どころの天狗岩に急登して着き、巨石の下で昼食の大休止になった。巨石の上からの展望は素晴らしい。遠方はもやの中だった。
 午後は金勝山の稜線を東に行き、竜王山の三角点で集合写真を撮って引き返し、下山を始める。この稜線のコース一帯にはミツバツツジが多く観られたし、大岩の割れ目に根づいた小松や、少し不安定な大きな重ね岩などいろいろあるが、「何でも観察」は暑くてゆっくりできない。急坂の石段や水の流れる悪路を下り、樹林の開けた場所で国の史跡になっている「狛坂磨崖仏」を観る。桐生辻の分岐を過ぎ、川沿いの長い南谷林道では清流を見ながら下る。途中で第二名神の下を通り、「逆さ観音」を見て、大勢の子供たちが水遊びしていた「オランダ堰堤」を見て、全員猛暑に耐えて出発場所の上桐生バス停に着き解散した。今日は観察会には向かなくて、真夏の耐暑訓練のような例会になった。参加の皆さんご苦労さんでした。(萩原 記/八木 撮影)

・日 程=7月26日
・コース=上桐生(8:45)〜落ヶ滝(9:30)〜天狗岩(11:15)〜竜王山(13:00)〜狛坂磨崖仏(13:50)〜上桐生(15:20)
・リーダー=萩原孝一
・参加者=11名
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