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左=橿原神宮と畝傍山 右=天香久山を背に田園を歩く |
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畝傍山山頂で |
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左=ホテイアオイ(本薬師寺跡) 右=コスモスと耳成山 |
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朝は涼しい秋晴れだったのに、昼間はぐんぐん気温が上がり半そででも汗をかくほどだった。だが、ずっと快晴だったので景色もよく、快適に大和三山を踏破することができた。
近鉄橿原神宮前駅広場を9時過ぎに出発。すぐ森閑とした橿原神宮の境内を通り抜け、大和三山で一番高い199mの畝傍山をめざした。低い里山なので、道々で地元の散歩の人々とよく行き交う。登山道はよく整備されており、また木々に囲まれ、日陰に恵まれているので快適な登りであった。ほどなく山頂に到着。恒例により三角点に全員がタッチし、集合記念写真をパチリ。山頂からしばし金剛葛城連山の遠望をじっくり楽しんだ。いったんのどかな田園地帯の集落に下り、うっそうとした神武天皇陵や近鉄橿原線を横切って本薬師寺に到着。ここで、昼食とまだ咲き残っているホテイアオイのたくさんの群生を観察。二番目の天香久山山頂では蚊の大群の襲来を受ける。金木犀の香りが心地よい田園地帯を歩き、広々とした藤原宮跡に到着。ねらいどおり、3万本のコスモスの大群生ガ満開だったので満足した。ここから見る三方の畝傍山や天香久山・耳成山は美しく、いにしえの盛況だった藤原京に想いをはせた。
藤原宮跡はまだ発掘中だった。満開のコスモス大群生を背にして、三番目は少し遠いが美しい山容が常に視野に入っている大和三山で一番低い耳成山(139m)へ。やはりここも登山道はよく整備されており、ゆるやかな登り下りと樹木の日陰に恵まれているので、地元の散歩の人々とよく行き交った。(中西 記)
・日 程=10月16日
・コース=近鉄橿原神宮前駅広場(9:10)〜橿原神宮(9:18)〜畝傍山(10:00 )〜本薬師寺跡 (11:10〜12:00)〜
天香久山(13:00)〜藤原宮跡(13:20)〜耳成山(14:00)〜近鉄大和八木駅(14:40)
・リーダー=中西伸二/サブリーダー=北川嘉康
・参加者=18名 |
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