和泉「和泉葛城山」
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左=和泉葛城山山頂のススキ  右=ブナの大木
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和泉葛城山からの眺め(奥は関空)
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一等三角点で
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 大阪を取り巻く山々で、葛城の名を冠する山が4座ある。奈良県境でダイトレにつながる大和葛城山と中葛城山があり、和歌山県境に南葛城山、和泉葛城山がある。
 今回、和泉葛城山をめざすのは眼下に広がる大阪湾の眺望とブナ林の南限の状況観察、そして4葛城山の登頂である。京都から日帰り山行は可能だが、アプローチに時間がかかる。登山口は岸和田駅から南海ウイングバス利用で、終点の塔原からの入山とした。帰路は牛滝から岸和田駅に戻るコースなので、市発行のワンデイーチケットを購入されるとよい(運転手が持っていて\700。 ちなみにバス代は行き帰りに\1200かかるので\500が浮いた)。
 バス停から川沿い(右手)にコースを取れば、葛城古道で山道に入って行ける。標識もあり道なりに進めばよいのだが、樹林帯で景観はまったく期待できない。途中、稜線の藪中にある三角点を探し出す(三等、520.7m)。車道に飛び出し、15分ほど辿ればまた山道に導かれる。ほどなく和泉葛城山ブナ林に入った。立派で丈夫なブナ林展望台が設えてあって、山頂まで車で来られるので僅かな距離で新緑や紅葉を楽しめるようになっている。僅かで山頂にある竜王神社と葛城神社への石段下に着き、登り切った裏側が葛城山頂上だ。樹林帯で日差しがなく展望もないので、目玉である展望台がすぐ近くなので移動した。鉄筋の展望塔に登り展望を楽しむ。霞んでいて遠望できないが、大阪湾に浮かぶ関空を眼下に見る。和歌山側にはススキの原が見え、紀伊山地の高野・大峰・大台方面の山なみが延々と連なっているのを見届けられた。我々は山屋の端くれなので、近くに一等三角点があれば見逃さい。電波塔の下、山道の真ん中にあった。帰路は牛滝林道を下り、二十一丁地蔵から登山道を下るが、急坂で道は雨で大きく抉られて歩きずらい。車道に出て標識に従い、牛滝山バス停に着く。行きも帰りもバス便が少ないので、よく調べて行動する必要がある。(北川 記)

・日 程=10月24日
・コース=塔原(10:13〜10:25)〜和泉葛城山ブナ林展望台(11:50)〜葛城山(12:10〜13:00〜〜一等三角点(13:20)〜
     牛滝林道〜二十一丁地蔵(14:10)〜牛滝山バス停(15:10)
・リーダー=北川嘉康/サブリーダー=中西伸二
・参加者=13名
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