北山「大段谷山」
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大段谷山山頂
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演習林事務所前
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 京都駅前を出発する時には晴れていた空も、鞍馬・花脊・広河原と北に向かうにつれて、曇りから雪へと冬型気圧配置の天気図どおりの天気であった。しかし、路面の積雪はなく無事に佐々里峠を越す。峠からめざす大段谷山を眺めようとしたが横殴りの雪に遮られて見ることができない。今日の行程に少し不安を感じながら、須後の駐車場に着く。広い駐車場には車が一台止まっているだけで、冬の訪れと悪天候を感じさせた。身支度を整え入林届を提出して、昔のままの演習林事務所の建物の前から今日の山行は始まった。例会案内にかかれていたとおりの、北山時雨の静かな山行の始まりである。到着した時には激しく降っていた雨も、傘を差して歩き始めた頃には、小降りになり瞬間的に薄日が差して、曇天の空に紅葉を浮き上がらせる。写真的にはいい風景が見られたのも束の間で、すぐに雨が舞い落ちてくる。トロッコ道を行くが、最初の鉄橋にはわずかだがシャーベット状の積雪が見られ緊張する。約30分で灰野に到着する。灰野から大段谷山へは、始め沢沿いに巻道を行き、いったん沢に降り大段谷山稜線から派生する支尾根にとりつく。急な登りの後、主稜線と支尾根末端の独立標高点730の鞍部に登り着く。支尾根をトラバース気味に登っていくと佐々里峠から大段谷山への道と出合い、登ってきた道から右へ北西方向に向かう。小さな上り下りをして辿り着いた頂上は相変わらずの雪で、視界も悪く何も見えない、記念写真を撮って早々に引き上げる。登ってきたトレースも消され気味な降雪のなか、灰野谷への分岐付近まで戻り、雪と風を凌げる杉の木陰で昼食を摂る。昼食後、すっかり冬の装いに姿を変えた支尾根を灰野をめざして下る。下るにつれて雪から雨に変わったなか、約1時間半で須後の駐車場に帰着する。帰路、通過した佐々里峠では10cm以上の積雪を見る。今日でこの峠も閉鎖されるのかな(?)という印象を持った

・日 程=12月1日
・コース=須後(9:40〜10:05)〜大段谷山(12:35〜12:45)〜支尾根分岐(昼食=13:15〜13:50)〜須後(15:10)
・リーダー=池野正明
・参加者=6名
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