北山「愛宕山(愛宕シリーズ16)」
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左=道無き道を尾根に取り付く  右=尾根からの展望
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左=ススキの名残りと愛宕山  右=展望所よりの京都市街
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愛宕山を従え全員集合
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 周山街道細野の裏愛宕参詣道から入り、細野峠から延びている雲心寺西平尾根と呼ばれている登山道を辿るコースを例会に選んでみた。前日から急に冷え込み、今冬一番の寒さとなった。
 愛宕道バス停から林道を進み、田尻谷との分岐を宇治宇治(ウジウジ)谷に入る。細野峠に向かう林道から外れ、無理矢理P.588近くの鞍部の尾根に出る。ここからウジウジ谷林道と並行する尾根を南下して首無地蔵に至る。
 すぐにヤブコギして一つ目のコブを越える。尾根を間違え時間をロスするものの、踏み跡がはっきりしており歩きやすい道だ。落葉が積る軟らかい尾根道をいくつかのコブを越えながら標高を上げ、胸突き八丁の急登を登るとP.708に着く。
 ここからは地図にもルートが記入されており、道もさらに歩きやすくなってくる。この頃から今までの青空が雪雲に変わり、粉雪が降り出してきた。P.807への分岐を右に見送り、植林帯の中へと入ってくる。登山者に出合うことはないと思っていたが、逆方向から二名の男性登山者があった。
 竜の小屋へと向かう林道に合流するが、我々は左折して展望の良い場所をめざす。ススキの最盛期は素晴らしいと思われる展望所だ。愛宕山山頂が正面にどっかりと見られ、京都市街の眺めも素晴らしい所だ。ここから5分ほどで首無地蔵に着く。見覚えのある場所に到着して参加者の顔もホッとしたようだ。
 今日の下山コースは紅葉の終わった高雄からJR嵯峨嵐山駅まで歩く。舗装路から旧道を辿り、高雄山(標高428.6m)に登る。本日唯一の三角点にタッチして下山していく。神護寺はさすがにシーズンが終わり、閑散としていた。高雄で解散する4名を見送り、残った15名の健脚たちが嵐山まで歩く。
 東海自然歩道を歩き、小倉橋手前から再び山に入っていく。最後の登りを頑張り、パークウェイの下を潜れば後は下りのみとなる。竹林が出てくれば民家が近くなってくる。田畑の広がる奥嵯峨をそぞろ歩きながら、花灯篭で賑う嵐山に到着する。

・日 程=12月9日
・コース=愛宕道バス停(9:10)〜尾根鞍部(10:10)〜P.708(11:20)〜展望所(13:15)〜首無地蔵(13:30)〜
     高雄山(14:45)〜神護寺(15:10)〜パークウェイ下(16:00)〜嵯峨嵐山駅(17:00)
・リーダー=今村克美/サブリーダー=原田 毅
・参加者=19名
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