山城「大峰山」
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大峰山山頂(二等三角点)で
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左=妙楽寺の与謝蕪村句碑  右=弘法大師の霊泉(高野集落)
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郷ノ口からの荒木山
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 予定の2月2日(土)は、降水確率50%なので事前の計画どおり順延し、翌日の3日(日)に実施した。事前参加申込みは22名だったが、翌日に順延したので約半数の方々が所用で不参加。新参加者1名を加えて11名で実施した。前日の悪天候と違ってこの日は雨と雪の心配もなく、しかも冬場にしては暖かい天候だったので、参加者からは「翌日に順延したおかげで快適な登山になった!」と歓びの声が寄せられた。
 JR宇治駅から、京阪バスで宇治田原の下町バス停で下車。まず宇治田原の観光立札で大峰山の位置確認と史跡等の短時間の学習後、すぐ近くの妙楽寺を訪ねて江戸時代中期の画家・俳人として有名な与謝蕪村の句碑を見学。郷ノ口から橋を渡り、舗装された急坂の長い生活道路を歩き、高尾集落の弘法大師之霊泉場に到着。ここで弘法の井戸水を試飲する。冬なので少し暖かく飲みやすい霊泉だった。しばらくはゆるやかな上りの高尾集落のなか、黄色の花満開のロウバイや二分咲きの寒桜など目を楽しませてくれた。ほどなく荒木山や大峰山の峠の登山口にさしかかる。そこからは京都市内や愛宕山、西山の眺望が広がっていた。
 まず、荒木山をめざした。その途中で本線から外れてわき道を歩いたが、少しして池野さんのGPSで位置確認し修正してほどなく本線に合流。やはりGPSは頼りになる。最初に437mの三角点を踏み、稜線を北東に進んで地形図にはない比較的新しい林道に出る。この林道で、地形図の稜線はところどころで遮断されていることが分かった。そのため、荒木山山頂はこの林道脇の上にあり、登り下りのピストンになった。なごやかにゆっくり里山を楽しみながら歩いたせいか、目的の大峰山を目前にして日当たりの良いドコモ電波塔の入口で少し遅めの昼食タイムとした。
 昼食後、5分ほどの歩行で目的の大峰山山頂に到着し、記念写真を撮る。この山頂は樹木が茂り、薄暗く展望もないのですぐあとにする。下山はしばらく広い林道を下り、天皇川の沢を経て大宮神社に到着。神社に参拝したら、この日は節分なので豆がふるまわれていたが、我々は遅かったのでこの豆をもらえたのは11人中3人だった。贄(ね)田バス停からバスで宇治に戻った。(中西 記)

・日 程=2月3日
・コース=下町バス停(9:52)〜高尾(10:50)〜荒木山(11:50)〜ドコモ電波塔(12:20〜13:00)〜大峰山(13:05)〜
     天皇川の沢(14:10)〜大宮神社(14:36)〜贄田バス停(15:08)
・リーダー=中西伸二/サブリーダー=岡本 登
・参加者=11名
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