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千歳山へ尾根を登る |
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千歳山山頂で記念撮影 |
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左=鎌ヶ岳山頂で 右=星峠 |
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神吉上でバスを降り、集落の外れから切り返すように付けられた歩道を上がる。P.613に向かう小さな尾根の急勾配を上がる。幾度が林道をまたぎ台地状のピークに立つ。そこから、622.3mの千歳山は地図上ではわずかな距離だが、ブッシュと泥の林道に悩まされながらようやくたどり着いた。
三角点は頂上から少し南にあり、無傷のきれいな三等三角点だった。下りは南に伸びる尾根を神吉の集落めざして降りる。この道が一般に使われている登山道らしい。よく掘れた道は、長年の風雪に耐えて趣きがある歩きやすい道だ。折からの雪で、薄化粧したアセビなど常緑の木々がことに美しい。民家の裏に出た。取付には何の標識もなく、ここから登るにも探すのは難しい。
千歳山とは何ともよい名である。先人が五穀豊穣を願い名づけたのか。目の前に広がる田園を山は今も静かに見守っているようだ。
さて、宿題の千歳山を終え、日吉神社の裏山を歩き、さらに鎌ヶ岳へと足を伸ばし、星峠から阿祇園寺に下った。
終日、雪の舞う寒い一日であったが、誰にも会わない静かな山歩きが楽しめた。(公庄 記)
・日 程=3月2日
・コース=神吉上バス停(9:00)〜破線道取付(9:10)〜千歳山(10:35)〜登山口(11:20)〜
日吉神社裏山のピーク(昼食=11:4〜12:15)〜八幡宮(林道入口=12:45)〜巡視路(13:30)〜鎌ヶ岳(14:15)〜
526m三角点(14:40〜15:10)〜星峠(15:20)〜ドンドン橋バス停(15:40)
・リーダー=田代妙子/サブリーダー=千田博之
・参加者=10名 |
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