京都市内「京都府立植物園(京都府山岳連盟観察会・自然クラブ)」
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左=樹上の観察  右=フクジュソウ
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左=比叡山  右=マガモ
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集合写真
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 この冬いちばんの冷え込みで、植物園はうっすらと雪が積もり、解散の正午まで雪の残る寒い観察会になった。9時開園になった北門内に、山岳会や一般市民など40名ほどが集合し、山岳連盟関係者の挨拶や野鳥の会観察指導員の紹介などの後、3班に分かれて観察を始める。当会は2班に入り、無風で園全体が淡い雪景色のなか、冬に見られる鳥を主に探しながら移動する。日差しが少ないので条件はよくなかったが、それでも受付時に渡された資料を参考に多くの野鳥が観察できた。
 大木の上で縞模様の小さなコゲラが、盛んに樹皮をつついて虫を探し移動する様子や、地上でシロハラが落ち葉を一枚ずつ裏返して餌を探しながら移動する様子などは可愛らしかった。池ではマガモやカワセミが少し見られた。林の中では鳥の鳴き声で探す方法もあり、ウグイスの初泣きを聞いた参加者もいた。双眼鏡では手振れではっきり見られないが、指導員や何人かの倍率の高いスコープでは、鳥の美しさや特徴・名前を確認するが、移動する鳥は素早く見る必要がある。年1回の観察会では、名前がなかなか覚えられない鳥が多いし、期待していて観られない鳥もいる。
 冬の最中で、植物園はまだ花は少ないが、フクジュソウやセツブンソウなどの小さな花やロウバイなどが見られた。そして、中央大芝生の西から見る比叡山は形がよい。正午には南の正門東の事務所前に集合して、全員で鳥合わせをして31種いたことを確認した。追加で、今日観察したいくらかの鳥の鳴き声の録音を聴いて解散した。そのあと集合写真を撮り、大芝生の「森のカフェ」で温かい食べ物で暖を取り再解散した。(萩原 記)

・日 程=2月17日
・コース=植物園内
・リーダー=萩原孝一
・参加者=8名
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