鈴鹿「霊仙山」
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フクジュソウ
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左=藤原岳と御池岳  右=西南尾根より山頂を望む
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霊仙山山頂にて
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 JR彦根駅から、4台のタクシーに分乗して今畑登山口へ。登山口には数台の乗用車がすでに止まっていた。みなお目当てはフクジュソウだろう。私達も16人も山頂近くの群落をめざし登山を開始。
 笹峠から西南尾根の急登は堪える。展望はよくて、南には御池岳・藤原岳もよく見えた。さすがに大きく風格があり、まだ残雪を抱いていた。苦しい登りを我慢して1000mの稜線に着くと、石灰岩特有の羊群原が目の前に広がり、鈴鹿の山のよさを堪能する。しかし、お目当ての花やいかに……。稜線には見当たらない。後続のパーティも、「昨年はこの辺りにたくさん咲いていたのに」と、いぶかっておられた。岩盤にわずかに見受けたものの、群落は無い。植生が変わったか、はたまた消え失せたか。
 ところが、尾根の強風を避けるように、西側の緩い斜面一帯に黄色い可憐な花が咲いていた。なんと、ここかしこ石灰岩の白い岩陰に、辺り一面お花畑が展開していた。みな歓喜の声とともに、思い思いにシャッターを切る。苦しい登りを我慢した甲斐があった。
 その後は、風を避け食事のあと山頂を踏み、経塚山を経て柏原の駅まで、ながーい道をひたすら下った。
 フィナーレを飾ったのは、養鶏所を過ぎんとする辺りでピンクの花を枝に満載した「しでこぶし」の木であった。(公庄 記)

・日 程=4月14日
・コース=今畑(8:30)〜見晴台(10:25)〜群落(11:00〜11:30)〜昼食(11:50〜12:20)〜霊仙山(12:45)〜
     経塚山(13:10)〜柏原への分岐(13:55)〜四合目避難小屋(14:40)〜一合目(15:40)〜柏原(16:40)
・リーダー=原田 毅
・参加者=16名
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