大和「山ノ辺の道(自然クラブ観察会)」
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左=ニガナの花  右=道しるべ
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田圃の道
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今日の終着点
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 近鉄京都駅に集合して、天理駅から歩き始める。東海自然歩道の道標と近鉄発行の「てくてくまっぷ」なども参考にして、終点の近鉄奈良駅まで約20kmある。ゆっくり観察しながらでは不可能で、はじめの石神神社付近と奈良公園をパスして、約15kmに短縮して実施した。天理市は天理教の宗教都市で、街中のあちこちに大きな宗教施設や学校・病院が見られた。駅から近道をめざしたが、天理教の墓地に迷い込み、ちょうど墓地に来ていた係員に尋ね、親切に予定のコース近くまで案内してもらった。
 谷の歩道沿いに、数輪咲き始めた花ショウブ園を観て、今が竹の落葉の季節で、竹の落ち葉に覆われた山道を登る。山麓のコースは上り下りの道で、舗装道路から田畑の畦道まで、歩きながら春の花が多く観られた。白川ダムはこのコース一番のビューポイントと思われ、満々とたたえる水面に背景の美しい山並みの広大な景観は素晴らしかった。有料でヘラブナ釣りの人たちも見られた。社寺仏閣の文化遺産は拝観の時間がなく、有名な弘仁寺は山の中で、立ち止まりで観て通過した、昼食は適当な場所がなく、柿畑の日陰で摂る。前の大きな田圃には、コスモスが植えられていた。
 午後もよい天気に恵まれ、日差しが強い。車道が多く、気温も上がって熱中症に注意しながらこのコースの一番西に下った円照寺口から再び東北に登る。田植えの準備ができた田圃やその溜め池がときどき見られ、奈良盆地の西には生駒山が観えた。道標を確認しながら歩き、北方に春日山の原始林が見え始め、若草山が見え隠れすると奈良公園も近くなり、再度西に下って白毫寺口に到着する。この場所は近鉄奈良駅から約4.4kmで、今日の終点とした。再び北西に下り、バス停で奈良交通バスに乗る。近鉄奈良駅で下車し解散した。参加のみなさんご苦労さんでした。(萩原 記)

・日 程=5月17日
・コース=近鉄天理駅(9:15)〜白川ダム(11:00)〜円照寺口(13:00)〜白毫寺(15:00)
・リーダー=萩原孝一
・参加者=7名
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