北山「ニシノタン」
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釜糠(ニシノタン)
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 出発から雨模様だった。福王子で参加者と合流。162号線を北上し、京北・下中から西へ入り、四谷の海老谷の集落で車を降りた。今日はあいにくの空模様なので、目的の釜糠三角点(588.3m)だけをめざすことに。海老谷は京都の自然100選に選ばれているが、穏やかで水の美しさの際立つ谷だ。玉岩地蔵までは舗装路である。そこから、海老坂までジグザグに切り返す山道はさすが。昔の若狭越の趣きが残り、雨のなかとはいえ、なかなか風情がある。ただ、峠に着くとすぐ傍に丹波広域基幹林道が横切り、分かっていることといえ何か残念な気持ちになる。そこから、美山町と日吉町の境界尾根を東に取り、釜糠をめざした。地形図で見るより、よほど複雑な尾根であり、折からの雨と濃霧で視界は利かず、北側に見え隠れする林道をたよりに、幾度か南向きの支尾根にはまりその都度修正した。だが、そこはリーダーの長年の経験とヤマカンで、三角点にたどり着いた時は嬉しかった。下山は林道に下りて海老坂に戻り、元の道を車に戻った。雨はその後も降り続いたが、目的を果たし全員が和やかな気持ちで、帰路につく。(公庄 記)

・日 程=9月7日
・リーダー=千田博之
・参加者=5名
・コース=四谷(9:45)〜玉岩地蔵(10:30)〜海老坂(10:55〜11:00)〜P.533(12:30〜12:50)〜
     釜糠(ニシノタン=13:55)〜玉岩地蔵(15:00)〜車(15:30)
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