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左=流れる雲 右=ゴンドラからの蓬莱山 |
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三角点の山頂で |
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武奈ヶ岳(中央)。左前に「森山岳」 |
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冬型の気圧配置がつづくと山は荒れることが多いが、今日の午前中はよい天気になった。JR京都駅に集合し、志賀駅からは平日の無料送迎バスでロープウエイ駅に着く。9時半から営業が始まり、最初でガラ空きのゴンドラで打見山山頂駅に着いた。予想はしていたが、もう木枯しの初冬の景色で紅葉観察会の紅葉はなく、山の中腹から下が紅葉の見頃になっていた。遠方へは中止して打見山から琵琶湖を眺め、ビワコバレイスキ−場の準備の人たちが働いている中を通り蓬莱山に登る。山頂は冷たい西風がとくに強く、遠方は霞んで伊吹山は見えない。武奈ヶ岳は見られ、近くの左には故谷口さんの追悼登山の「森山岳」が見られた。寒い山頂から周囲の雪のない冬景色を観て、三角点で写真を撮り、打見山に下る。周辺の展望のよい場所を探しながら散策し、冷風を避け東斜面で昼食を摂る。琵琶湖の展望はよく、微妙に光る湖面や強風に流される異様な形の雲なども観察した。
午後も打見山の周辺を散策し、北側では縦走路の山々から堂満岳・釈迦岳、そしてリトル比良から北琵琶湖方向の竹生島はもう霞んで見えなかった、よい展望の場所があるが、鹿対策の柵や建物で立ち入れない場所もある。天気が崩れそうになり、山頂駅に戻ると雪がちらつき急に吹雪になった。また雪は止むだろうが、下山することにした、下りのゴンドラは観光客で満員になり、どこにこんな大勢がいたのか、下の駐車場には何台か大型バスが駐車していた、下は雨だったが、送迎バスもあり雨具は使用せずに済んだ。そして駅で解散した。午前中は天気に恵まれ、風のない陽だまりは暖かく展望もよいので、ゆっくり楽しむことができた。(萩原 記)
・日 程=11月20日
・リーダー=萩原孝一
・参加者=6名
・コース=JR志賀駅(9:10)→ロープウェイ山頂駅(9:50)〜蓬莱山(11:00)〜ロ−プウェイ山頂駅(13:40)→
JR志賀駅(14:20) |
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