北山「地蔵山・愛宕山」
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地蔵山へのアプローチ
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地蔵山山頂
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芦見峠(後ろは三頭山)
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 極寒期を恒例にしている、愛宕山参詣道のひとつ越畑集落からのルートを巡る。このルートの楽しみは、積雪の程度で表情を変える光景を味わえることである。
 当日の天気予報は晴れで、JR八木駅前発の京阪京都バスに28名が乗り込み貸切状態で越畑へ向かう。神吉集落まで入ると、昨夜も雪が降ったようで一面の雪景。山頂辺りの積雪も相当期待できる。農協の庇をお借りして支度をし、民家の横から防獣ネットに出て芦見峠に向かうルートに入る。今朝は冷えが厳しく、雪混じりの山道は凍てて早々とアイゼン着装となった。しばらくすると新しい崩落地(30mぐらい)に出て、山肌に迂回路のトレースを辿れば抜けられる。芦見峠まで時間を食った。
 峠からは積雪も増し、ワカンやラッセルの覚悟をして気を引き締めるも、トレースが付けられていてラッキーだ。トレースを外すと膝上まで沈み込むほどの積雪となる。植林帯を抜けると昨夜の雪が雑木に積もり、雪山の様相となって楽しませてくれる。アセビ林が低くなり、枝が雪で垂れ下がって腹ばいで抜けながらフェンスのある稜線に躍り出る。この辺で80cmの積雪があろうか? 5分ほどで地蔵山の山頂に着いた。風も無くて暖かく、そして青空がのぞいて最高の雪見ロケーション。その下で昼食をとり至福のひと時を過ごせた。愛宕からの来訪者が多いようだ。緩やかな稜線伝いで、東に開けた所から比良山系をはじめ京都市内・東山連峰の遠望を楽しめた。お昼頃は喧騒だっただろうが、さすがに午後2時を過ぎると社務所前の人出も疎らになり静かであった。
 下山は、燈籠の横から水尾へのルートもトレースがついているのでこのコースを取った。水尾参道の出合でアイゼンを外し、水尾の集落からJR保津峡駅に着き解散した。思いきり雪と戯れた一日だった。(北川 記)

・日 程=2月26日
・リーダー=北川嘉康/サブリーダー=原田 毅
・参加者=28名
・コース=越畑〜芦見峠〜西向地蔵(12:00)〜地蔵山(12:05〜12:45)〜愛宕社務所前(14:15〜14:30)〜
     水尾(15:50)〜保津峡駅(16:40)
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