北山「滝又ノ滝〜東俣山」
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左=滝又ノ滝  右=イカリソウ
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左=北山杉の美林  右=シャクナゲのトンネルを行く
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東俣山
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 京都府の山「東俣山」(別名ナカマタ)は三等三角点を有する標高670.5mの山である。国土地理院の地図には山名がなく、昭文社の「山と高原地図北山1」では(ナカマタ)とあるがルートはない。京北に京都一周トレイルが4年前に開設された。ガイドマップのルート外に「東俣山」として登場しているがいわれはわからない。ほとんど人気のない山だがピークハントに出かける。ルートは細野から余野経由。射撃場手前の尾根から山頂をめざす。京都駅発JRバス、細野口下車(栗尾峠トンネル開通で新設のバス停。旧道の愛宕道・細野のバス停はなくなった)。旧道との分岐にある信号を民家側に渡り、民家を抜けてトレイル標柱2を見てトレイル道を辿って滝又ノ滝へ向かう。轟谷はV字型で、普段は細流で6〜7箇所の渡渉地点は問題ないが、雨後の水嵩により渡渉困難の場合あり注意すること。途中、右岸に林道建設工事で立ち入りはできないが、山肌を三箇所うがち真新しい石像がはめ込まれている? 僅かで滝又ノ滝に着く。20mの落差があって、水量が多いと見事で是非立ち寄ろう。ルートは滝上を迂回するが、急坂で危険な為ロープが設置されている。唯一の危険箇所で十分気をつけること。余野まで林道歩き、手入れの行き届いた杉林はブランドの北山杉で目を楽しませてくれる。集落の手前にある鉄の門扉を抜け、トレイル道を外れ川沿いに北へ伸びる舗装林道を京都府射撃場へ辿る。三本ある送電線を過ぎればログハウスの建物が現われ、舗装林道の先は山を開いた射?場らしき施設が目に入る。建物の横から右に入る林道の少し先にゲートがある。この尾根に取り付き、薄い踏み跡と左下が射撃場で境界用に立ち入り禁止のロープが貼られている。忠実に尾根をとり、アルバイトしながら最後の急登をこなせば東俣山山頂だ。山頂は狭く、西側が開けているが展望はよくない。参加者26名はひしめき合って遅い昼食をとる。北側に伸びる確かな道は茶呑峠への道だろう。この山のルートは茶呑峠からが一般的だが、下山には西尾根を下った。踏み跡はあるが尾根を外さずほとんど獣道を辿る。ラッキーなことに開花しているシャクナゲの大群集に遭遇し、そしてミツバツツジも満開でアルバイト登山を癒してくれた。尾根を忠実に辿り、稲荷谷林道に降り立った。茶呑峠経由より20〜30分時短できただろう。林道を殿橋に向かい、余裕で周山バス停に到着した。(北川 記)

・日 程=4月27日
・リーダー=北川嘉康/サブリーダー=坂本恭子/アシスタントリーダー=中西 毅
・参加者=26名
・コース=細野口(10:00)〜滝又ノ滝(10:50〜11:00)〜射撃場手前(11:55)〜東俣山(12:30〜13:20)〜
     西尾根〜稲荷谷出合(14:20)〜殿橋〜周山(15:20)
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