丹波「烏ヶ岳」
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烏ヶ岳にて
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鬼ヶ城から見た大江山
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室尾谷山観音寺
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 足掛け3年続いた50周年記念山行も、いよいよフィナーレを迎えようとしている。烏ヶ岳の所在地は福知山市大江町。標高536.5mで、京都府下に八つある一等三角点を持つ山のひとつであり、尾根つづきの鬼ヶ城(544m)とセットで登るのが一般的のようだ。鬼ヶ城とはまた面白い名がついているが、向かい合う大江山には酒呑童子が、そしてこの鬼ヶ城には茨木童子が住んでいたとの鬼伝説がある。今回は多くの申込みをいただいたので、28人乗りマイクロバスでの催行とした。大人の遠足よろしく賑やかに出発し、順調に福知山市へ。登山口は室尾谷山観音寺。参加者のNさんが学童疎開されていたことがあるとのことでずいぶん懐かしんでおられた。お寺の本堂を過ぎ、植林地の中を30分ほど登り詰めたらすぐに尾根に着き、鬼ヶ城と烏ヶ岳の分岐があった。分岐を右にとりまず鬼ヶ城へ。歩きやすい水平道を進んだ後はジグザグの急登となり、東屋が現われて間もなく山頂へ到着。その昔、城跡があったという山頂からは360度のパノラマが広がり、眼前にどっしりと大江山。そして、三岳・多岐アルプス、遠くに青葉山・弥山等が望めた。いったん先程の分岐まで戻り、今度は左をとって烏ヶ岳へと向かう。まもなく車道と合流し、そのままあっけなく山頂へ導かれた。鉄塔や建物が立ち並ぶ山頂は味気なく、一等三角点も人工物の影に霞んでいたのがかわいそうであった。下山はちょっと冒険しようと、Kさんの提案で烏ヶ岳山頂から北東にのびる尾根をP.369めざして下りることにする。少々足元が悪いものの、全員無事にバスの待つお寺の駐車場へ降り立つことができた。Nさんの御縁で、帰る前に御住職がわざわざ本堂を開けて私達を招いて下さり、様々なお話を伺えたお陰でより思い出深い山行となった。(原田 記)

・日 程=5月11日
・リーダー=原田 毅/サブリーダー=中西伸二
・参加者=27名
・コース=室尾谷山観音寺〜鬼ヶ城〜烏ヶ岳〜P.369〜室尾谷山観音寺
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