北山「白尾山」
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 坂本記者の特派員報告!
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50山目の白尾山頂上
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左=イワカガミの大群生  右=ファイナル例会の二座目
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左=美山町北集落の景観  右=新調の革靴
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 一昨年から実施された「みんなで登ろう京都の山50」の『京都山の会』50周年記念山行はついに今日、50山目のファイナル例会を迎えた。実行委員長の横田さんが「京都府内の山を少しでも多く訪ね、山を深く、広く、歩かれるよう願っています……」と言われたとおり、このファイナルは巡り巡って横田さんがリーダーを受け持つことになり、そして本人が一番驚いているように、彼の例会始まって以来最大の8名が駆けつけた「大部隊」となって、美山町の背後に控える「白尾山(748.5m)」と「鉢ヶ峰(778.6m)」の堂々二山の山頂を踏むことができた。参加者全員が会を代表して、サミットアタックしたかのような成功体験の喜びと有終の美を飾る誇りを感じたのではないだろうか〜。
 美山町内久保の集落前に車2台を駐車して、南東尾根の急斜面に取り付く。尾根にのるとすぐに瑞々しい新緑の雑木林が広がり、樹間を渡る5月の薫風がなんとも言えず気持ちいい。616のコルから西に向いアズキナシの花びらが降ってくる尾根筋を快調に進む。やがて白尾山や上ヶ城の標識のある稜線に導かれ登り詰めると三等三角点の白尾山の山頂に立った。眼下に由良川の流れと茅葺き屋根の北集落の佇まいが眺望され歓声を上げた。樹間から鉢ヶ峰の高みも指呼の間で、PR文には「余裕があれば……」と書かれていたが、参加者全員は「二座目登行は当たり前」の余裕の余ッチャン。サラサラの涼風を受けながら格別の達成感に満たされながら、今回も青空レストランでランチをゆっくり楽しんだ。記念写真を撮って後半の出発。北尾根をいったん下りまた登り返す。イワカガミの大群落を踏み荒らしながら705mを過ぎ、アップダウンを繰り返すと津ノ本谷川の分岐。ギアを入れ替えて692mから鉢ヶ峰をめざした。
 最後の登りはさすがにヘトヘト感イッパイであったが、使命感が疲労を上回った。とうとう50周年記念山行事業の最後のピークでもあり、今日二座目の「鉢ヶ峰」の山頂に立った。樹木が大きく育って展望はイマひとつであるが、「頂上の重み」はまさに会創設50年の歴史と山への愛の結晶である。リーダーと固い握手。他のサミッター達とも健闘を称えあった。消費税値上げ前に買った「シリオ」の革靴を履きおろしたサカモト。山頂プレートと三角点と新調の靴姿を写真に撮って、幸先の良いスタートを喜んだ。
・日 程=5月17日
・参加者=8名
・リーダー=横田和雄
・コース=登山口(9:15)〜鉄塔下(10:10)〜616m(10:40)〜白尾山(11:20〜12:00)〜
     692m(13:15)〜鉢ヶ峰(13:45)〜峠(14:35)〜津ノ本谷川〜林道終点(15:15)
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