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| 以前から、京都府最大のアシウスギ「伏条台杉」を見たいと思っていた、何度も例会に取り上げられていたのに都合がつかず見送っていたが、ようやく参加することができて対面するのを楽しみに参加する。今日のコースは片波東谷林道終点から尾根に取り付き、鍋谷山〜井ノ口山〜鍋谷峠〜片波山〜なべ谷を下る予定。夏の台風で土石流や林道も半分削られ、前に進むことができず車を置いて歩く。急斜面を攀じ登り尾根に出ると道沿いに柵で囲われ、鍋谷山と井ノ口山の分岐までつづいていた。根を荒らさないための保護柵か、途中に何本も台杉を見ることができたが、近くに寄ることができないようになっている。分岐に荷物を置き、鍋谷山を往復。つづいて井ノ口山へ。いよいよ最大の伏条台杉に対面する。写真では見ているが、やはり実際に見てみると大きさに圧倒する。樹齢860年。生命力のすごさは見事の一言。根が大きく横に広がり枝が何本も伸びているので、別名「王冠杉」と呼ばれている。分岐に戻り昼食タイム。元の道をたどり鍋谷峠に向かう、峠より尾根筋を南へ急斜面を登り、片波山（湯槽山）に到着。鍋谷峠に戻り、なべ谷を下る。心配していたとおり大雨で谷は荒れ寸断されていた、高巻きを繰り返し林道に出た時はホットした。リーダーの温かいコーヒーとお菓子のおもてなしで休憩後、車に分乗して出町柳で解散した。（堀田 記） ・日 程＝10月18日 ・参加者＝10名 ・リーダー＝住吉 実 ・コース＝片波東谷（駐車＝９：10）〜分岐（10：50）〜鍋谷山（11：20）〜井ノ口（11：40）〜分岐昼食（12：05〜12：45）〜 鍋谷峠（13：30）〜片波山（14：10）〜鍋谷峠（14：45）〜林道（16：00） |
