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六甲最高峰で |
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左=大阪市街展望 右=紅葉したツツジ |
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紅葉終焉の尾根道を歩く |
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六甲全山縦走シリーズは今回が3回目で、これが最終回である。今回の歩行距離は過去2回より一番長い全長21kmである。昨日の雨も上がり、晴れのなか快適な秋の縦走となった。現地集合の阪急駅改札口で参加者全員が揃い、阪急バスで前回縦走ゴールの六甲記念碑台に向かった。
歩行出発点である六甲記念碑台で、恒例の参加者の点呼と短いミーティングを済ませ、まず記念碑台を見学した。そして今回のメインである六甲山最高峰をめざし歩き始めた。月曜日のせいか、ここではハイキングや登山者には誰ひとり出会わなかったが、六甲有馬ロープウェイ駅近くのガーデンテラスではかなりの観光客に出会った。ここからの神戸市内と海やポートアイランド、海に浮かぶ神戸空港の展望はいつ見ても素晴らしい。六甲最高峰までは車道と登山道が併行し、ところどころ交差している。六甲最高峰ではもう紅葉終焉の姿であったが、紅葉したツツジやススキが美しかった。ここで登頂記念写真を撮り、早や目の昼食タイムとした。本日のゴールまでは、まだ約13kmと長い。しかしほとんどが緩やかな下りの山道なので、ところどこでおしゃべりも弾んで楽しく余裕を持って歩けた。また、もみじやコシアブラなどの紅葉の六甲山歩きと市街地や瀬戸内海の展望も味わった。一方、大平山の山頂はやはり分かりにくかった。秋は日暮れが早いのでヘッドライトを準備していたが、皆の足並みが揃っていたので、予定通り午後4時前にはゴールの阪急宝塚駅に到着した。これで、須磨浦公園をスタートしゴールの阪急宝塚駅まで全長約53kmの六甲全山縦走を踏破したことになる。(中西 記)
・日 程=11月10日
・参加者=12名
・リーダー=中西伸二/アシスタント=小森脩造
・コース=阪急六甲駅(8:40)→記念碑台(9:10)〜六甲最高峰(10:50〜11:30)〜大平山(13:10)〜塩尾寺(15:00)〜
阪急宝塚駅(15:50) |
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