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左=雄岳山頂より尼ヶ岳 右=雌岳より雄岳を望む |
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大洞山雄岳 |
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苔むした古道を行く |
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左=セントウソウ 右=ヤマエンゴサク |
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3月末の暖かい日がつづいたため、一度に咲いた桜も連日の雨で無残な姿に。梅雨の晴れ間のように貴重な一日が登山日和となった。気をよくして2台の車に11名が参加。室生周辺は標高もあり、寒いせいか桜はちょうど見ごろを迎えていた、三多気の桜を見に来た人で駐車場はすでに満杯状態。上にある真福院の駐車場に止め出発する。キャンプ場を過ぎると登山道が始まるが、階段・階段の連続。けっきょく山頂までつづいていた、雌岳山頂(985m 三等)で昼食タイム。天気予報では、「晴れ、気温20度」と伝えていたが曇り空で寒い。30分の休憩ののち雄岳に向かう。いったん下り、登り返して20分で山頂に到着(1013m)。雌岳より高く、展望はすばらしく、室生火山群の山々がぐるりと見渡せ、目の前には三角錐の尼ヶ岳が聳えている。急な斜面を倉骨峠まで下り、折り返して大洞山の東面を絡むように東海自然歩道を歩く。石畳の古道はたっぷりの水を含んだ緑の苔に覆われて、木も岩もビロードのように美しい、まるで有名なお寺の庭園の中にいるような気分にさせる。早春の花も咲き始め、写真を撮りながら進む。古道は桔梗平までつづいており、林道に出て駐車場の真福寺に到着した。(堀田 記)
・日 程=4月12日
・参加者=11名
・リーダー=堀田昌子/サブリーダー=加来繁幸
・コース=真福院〜大洞山・雌岳〜雄岳〜倉骨峠〜東海自然歩道・桔梗平〜真福院 |
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