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左=ロープワーク もやい結び 右=_腰とチェストW使いだと吊り下がっても安定している |
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ロープワーク ダブルエイト |
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左=_カラビナスルーを確実に 右=_肩がらみで懸垂下降 |
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最近は里山歩きといえども「かつて経験したことがない大雨」や台風により登山道が荒れていたり時には崩壊していたりすることも増えてきた。そんな時でも安全に登山を続け、無事に下山できる技術や知識を身に着けることも必要ではないだろうか。この日は善峰登山口から少し上った展望台で練習を行った。住吉さん、加来さん、池野さん、原田が講師となり基本のロープワークのひとつであるもやい結びを徹底的にマスターすることを課題とする。もやい結びができると体にロープを巻き付け確保してもらったり、引き上げてもらう場合に利用できる。続いてはスリングとカラビナで簡易ハーネスを作成し、腰だけのハーネスの場合と腰+チェスト両使いの場合の違いを実際にロープに吊り下がって体験してもらう。全員が腰+チェスト両使いの方が安定していると実感されたようだ。昼食後は場所を急斜面へ移動し、悪場の通過の練習を行う。フィックスロープを張りそこをブリッジプルージックとカラビナスルーの方法で歩く練習。あまりの急斜面の為、皆さん真剣に取り組んでおられた。続いていざという時の為に肩がらみ懸垂下降の練習。講師の方々の華麗な姿を参考にトライされていた。これは何度も練習してスムーズな動きができるようになりたいものだ。最後にツエルトの張り方を練習して終了。限られた時間であったが、講師を務めて頂いた皆さんのご協力と参加者の皆さんの熱意とで充実した練習ができた。
(原田記)
・日 程=平成27年9月13日(日)
・参加者=15名
・リーダー=原田毅 サブリーダー=加来繁幸 アシスタントリーダー=原田文美
・コース=阪急バス善峰寺バス停〜善峰寺登山口〜展望台〜善峰寺登山口〜阪急バス善峰寺
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