 |
左=烏帽子岳登山道にてイワウチワ 右=烏帽子岳登山道にてカタクリ |
 |
烏帽子岳 |
 |
左=タムシバ満開 右=ダイラを望む |
 |
左=鈴鹿でナンバーワンのブナ 右=三国岳 |
 |
左=ダイラ バイケイソウ群落 右=ダイラ ヒョウタン池
|
 |
 |
 |
シーズンオフで人気がない時山バンガロー村から登り始める。どの山もそうだが登りはじめはキツイ。急登を登り切った鉄塔の下で一本とる。ここで読図を兼ねて送電線のチェック。2本交差しているので現在地が把握し易いポイントだ。休憩を終え歩きだすとスミレの花が咲いていた。さらに高度を上げると今度はカタクリ、イワウチワが咲いていた。思いがけない花の登場に心も浮きたつ。2時間程で烏帽子岳山頂へ到着。山頂の景色は御池岳、霊仙岳、養老山系等々どっしりとした山並に囲まれていた。少し時間が早いので昼食は三国岳への縦走路にある見晴らしの良い鉄塔でとることにする。稜線を吹き抜ける風ももう冷たくはなくゆっくりと景色を楽しみながらの昼食。そこかしこの山肌にタムシバの白が浮かんでいる。Kさんの提案でダイラへ寄って帰ろうということになり場所を教えて頂く。ちょうど雲の平のような地形だ。三国岳への縦走路の途中「ブナ将軍」と呼ばれるブナの巨木に会えた。なんでも鈴鹿で一番との事?三国岳は山頂と最高点が別々にある山である。野洲から来られたというご夫婦に集合写真を撮っていただき花の情報なども教えて頂く。帰路は西に進みP815を踏んでから阿蘇谷への下降点を探る。しばらく谷沿いの道を辿り適当な所で西寄りにコース取りしダイラへと入ってゆく。美しい二次林で木々の芽吹きが生み出す霞のベールに包まれた優しい空間が広がっている。炭焼窯跡やかわいい瓢箪池もあった。思い思いに自然に浸りしばし浮世を忘れることができた、、、であろうか?最後はP597をめがけて登り返し時山へ下山。メジャーな鈴鹿も楽しいが山深さを感じる静かな良コースであった。また今回うれしかったのは特に指示しなかったがメンバーそれぞれ自発的に読図に取り組んでおられたことだった。コンパスも喜んでるよ! (原田 記)
・日 程=2016年4月10日(日)晴
・リーダー=原田 毅/サブリーダー=加来繁幸
・参加者=7名
・コース=時山バンガロー村(9:10)〜鉄塔〜P681〜烏帽子岳・864.8m〜(12:00)昼食場所鉄塔(12:25)〜三国岳・894m
〜最高点・911m〜P815〜P597〜(16:30)時山バンガロー村
|
|