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左=取り付きからすぐに急登だ 右=林床にはユズリハが密生していた |
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駒ヶ池畔で集合写真 |
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左=風を避けて作業道のかげへ 右=輝く新緑のブナ林を行く |
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左=上部の作業道を下る 右=崩壊した沢道を巻く |
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登山道は取り付きから植林帯の急登である。足を滑らせながらの急登を終え少し傾斜が緩み池原山の手前になると林床にはユズリハが密生しており新芽が柔らかい緑に輝いている。写真を撮りながらゆっくりと進む、新緑のブナが現れてくるとすぐに池原山である。
登り着いた池原山は気づかず通り過ぎてしまいそうな程、何も表示がなかった。かろうじて登山道横に三角点(三等605.5m)があり近くの木に巻かれたテープに小さくマジックで池原山と書かれているのみであった。池原山からは作業道を横切ったり歩いたりしながら高島トレイルの通っている稜線に出る。ここからは新緑に飾られた巨木ブナのパレードである。下界では真夏日の予報であるが、緑の稜線を吹き抜ける風は、汗ばんだ体には肌寒く感じる。途中、風を避けて作業道横で昼食をとり、撮影をしながら、ゆっくりと駒ヶ池に至る。
柔らかい新緑は日差しを受けて美しく輝いている。新緑の木々に囲まれた山上の池は長閑(のどか)であるが神秘的ですらある。十分に撮影した後は、急な稜線に付けられた登山道を下る。池原山手前のコルからは、ダイレクトに登ってきた尾根ではなく大きく南の方に振れている林道を下る。はたして車の所に降りるのかと不安になるほど、登山道のある尾根から離れるが、かなり下の方で道は北に向き足谷に至る。沢と合流すると、わずかな距離ではあるが崩壊して荒れた作業道の残骸の跡を歩くが、駐車地から50m程の県道に降り立つ。 (I 記)
・日 程=2016年5月1日
・参加者=8名
・リーダー=池野正明
・コース=足谷口(9:25)〜池原山〜高島トレイル合流〜(12:00)稜線横の作業道で昼食(12:30)〜駒ヶ池
〜池原山手前コル〜林道経由〜(15:30) 足谷口
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