北アルプス  「黒部峡谷・下ノ廊下」  
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左=くろよんロッジから針の木岳   右=イワカガミ 
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 黒部渓谷下の廊下  
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 左=下の廊下日電歩道    右=十字峡剱澤に架かるつり橋 
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 左=黒部渓谷下の廊下十字峡 右=旧日電歩道
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 左=黒部渓谷水平歩道 右=断崖を穿った水平道
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 参加予定者の都合等で男性4名の山行となった。又天気予報から今回のメインルトーとなる黒四ダム〜阿曽原温泉小屋(危険箇所)通過日に小雨に遭うとの判断で予定を1日繰り上げ実施し、断崖絶壁を快適に歩いてきました。初日は扇沢からのトロリーバスを黒四ダムで下車し、ダム上を歩いて山行開始。盛りを過ぎたらしい紅葉の中をロッジ黒四目指して歩く。夕食時には明日からの検討を祝して(飲めない人を除き)乾杯。翌縦走本番日はヘッドランプを照らして4時25分にロッジを出発、ダム下の黒部川を渡る頃に明るくなりだす。内蔵助谷出合を過ぎると渓谷の岩場が始まりわくわくしだす。ルートはあの本格的な岩盤を削った道で、足を踏み外せば遥か下の黒部川まで一直線。紅葉した景色や白色の岩盤の白竜峡を楽しみながらも、道沿に張られたワイヤーや木の梯を頼りに慎重に歩いていると十字峡に到着。これがあの十字峡なのだ。その後も半月峡やS字峡の峡谷歩きを堪能していると仙人ダムに到着。側には鉄筋の宿舎等人造物に違和感を憶えるも、その横からトンネルに入ると温泉臭がしメガネが曇る。トンネルを出てひと上り下りをすると阿曽原温泉小屋に到着。日程変更では満員で断られていたので、大おしかりを覚悟で飛込宿泊の依頼をすると愛想良く対応され戸惑う。早速高熱隧道から湧き出す露天風呂で1日の疲れをとり、夕食後も満室のため「食堂」で就寝となった。翌最終日もなぜか天気には恵まれ、日出前の5時10分に小屋を発ち、上り下りのほとんどない岸壁の道と山通の入り交じる水平歩道を景色を楽しみながら欅平に向けて5時間ほど歩くと水平歩道終点の高圧鉄塔下の小さな広場に到着した。ここで始発のトロッコ電車での登山者群と出合うが、土曜日ためかその大半が若者で、前日までの我ら年金者年代中心の登山と打って変わった雰囲気でした。コース的に参加者の年齢から雨天時の縦走は無理で、又積雪・ルート整備の関係で来年も通れるかも不明ななか、天気にも紅葉にも恵まれて踏破でき感慨ひとしおです。この余韻を又次の山行に繋げていきたいと思っています。  (三輪記)

・日 程=2016年10月20日(木)〜22日(土) 晴・一時曇り 
・リーダー=三輪 祖史
・参加者=4名
・コース=一日目 京都駅=信濃大町=扇沢〜黒四ダム〜ロッジ黒四(泊)
      二日目 ロッジ黒四〜黒四ダム〜内蔵助谷出合〜黒部別山谷出合〜十字峡〜仙人ダム〜阿曽原温泉小屋
      三日目 阿曽原温泉小屋〜折尾谷出合〜志合谷出合〜欅平駅=黒部宇奈月温泉駅=京都駅
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