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左=千尋滝 右=七ツ釜滝 |
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シシ淵にて。後ろはニコニコの滝 |
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左=山頂直下の紅葉 右=日出ケ岳山頂から尾鷲の海が見えた |
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左=正木峰の紅葉 右=日出ケ岳にて |
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大杉谷は黒部渓谷、静津渓谷と並ぶ日本三大渓谷のひとつである。アクセスに時間がかかったが、エメラルドグリーンの清流、次々現れる個性的で迫力ある滝等素晴らしい渓谷美に出会えた。急峻な断崖沿いにつけられた登山道は気が抜けないが頑丈な鎖や立派すぎる吊り橋、注意を促す看板等で整備されており特に問題なく歩けた。台風被害から復旧した桃の木山の家に宿泊するのを楽しみにしていたが、この日は90名の団体が入ったとかで夕食のカレーは限りなく薄くしかもおかわりはダメと言われて少々へこんだ。ただ個室予約をしていたので会のメンバーだけでゆっくり寛げたのは良かった。2日目渓谷を離れ尾根歩きになるとシャクナゲ坂、シャクナゲ平という地名のとおりシャクナゲ林となった。今年の春にMリーダーの例会があったがさぞかし素晴らしかったであろうと想像する。機会があれば是非その頃に訪ねたい。今回は紅葉が目的であったが稜線付近から色づき始めていた。日出ケ岳への山頂への登りの途中で振り返ると熊野灘が望めた。その後ガスに覆われて視界がきかなくなってしまったので、一瞬でも海が見えたのはラッキーだった。大台ケ原から次々登ってくる登山者とすれ違いながら予定より早く下山でき一本早いバスに乗って帰途についた。(原田 記)
・日 程=2016年10月22日(土)〜23日(日)
・リーダー=原田 毅/SL加来繁幸
・参加者=8名
・コース=一日目 宮川第三発電所〜桃の木山の家(泊)
二日目 桃の木山の家〜堂倉滝〜堂倉小屋〜日出ケ岳〜大台ケ原バスセンター
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