南紀 「子ノ泊山・烏帽子山」
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 烏帽子山山頂  
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 左=烏帽子より子ノ泊山の写真    右=子ノ泊山にて 
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 烏帽子山は、関西百名山の100番目の山で、新日本百名山にも選定されている。那智の滝で有名な那智山塊の中心の山です。
 子ノ泊山は、前述の烏帽子山と熊野川(新宮川)を挟んで北に位置し、三重県紀宝町の最高峰である。干支の山として有名で、子(ね)年には大勢の登山者で賑わうそうだ。

3/11(土)
 竹田駅を総勢10名が2台の車で出発。 伊勢道・紀勢道経由し熊野灘沿いにR42を南下し、新宮から高田の林道終点まで4時間半。
 駐車場すぐ横の登山道入口から登山開始。 登りだして30分程の杉林の中に立派な石垣がたくさん残っている。北山の廃村八丁より も大きな「俵石」の集落跡が現れる。さらに、大杭峠別れを過ぎるあたりから京都近辺の 山と異なり、ヤブ椿などの常緑樹に覆われた林となり「ああ南紀の山なんだ。」と感じながら高度を稼ぎ稜線に。さらに30分弱で、光ヶ峰の背後に太平洋熊野灘が望める展望のきく 岩場があり、さすが熊野の山と思っている内に小さなピークを越えると、目指す烏帽子山 1等三角点に到着。
 でも展望がよくないので記念写真撮影後は、雲取温泉入浴と新宮の 民宿泊での交流会が待っているので、急いで往路を下山した。       (三輪)

3/12(日)
 7時半 民宿発。 相野谷川に沿って北上し、桐原集落より林道に入って行く。1時間あまりで鉄梯子のある 登山口着。
アプローチなし、のっけからの急登。30分程で傾斜も緩み、あたりを見回す余裕もでてきた。照葉樹の林から木洩れ陽が心地よい。足元に咲くバイカオウレンの可憐な花にも癒された。小さな沢を横切りシャクナゲの尾根道を過ぎる。最後の急登を一気に上ると、子ノ泊山山頂の子(ネズミ)の看板がお出迎え。さすが1等三角点、眺望良好!
 南:昨日登った烏帽子山は木の陰で見えず、 南西:果無山脈とおぼしき和歌山の山々、 北:雪を頂いた台高・大峰山系の山、 東:大烏帽子山(362m)と太平洋熊野灘が一望できた。
 その後、周回コースを南へ。こんな山の上なのに「7人塚」「75人塚」など源平合戦での敗者の墓や慰霊碑があり教科書では学ぶことのない歴史に触れることが出来た。
 最後のピークの手前から谷沿いに下ると下山口はすぐだった。
天気よし、山よし、宿よし、メンバーよし、と良いこと尽くしだったが帰りの高速で渋滞に捕まった。(林本)

・日 程=2017年3月11日〜12日晴れ
・リーダー=林本佐千枝
・参加者=10名
・コース=1日目 高田登山口(11:20)〜光ヶ峰、烏帽子山分岐〜烏帽子山〜大杭峠分岐〜(16:25)登山口
      2日目 桐原登山口(8:40)〜・575〜・794〜子ノ泊山〜浅里分岐〜(12:20)登山口
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