安全管理の一環として読図会を実施。諸羽神社公園にて地形図とコンパスの使い方をじっくり練習し登山道へ入る。白岩で視界が広がるので花山天文台を目標にして山座同定と自分の現在地の確認方法を練習。その後も途中にあるピークや登山道の向きが変わるポイントのチェック、送電線を利用した現在地の確認など読図しながらの山歩きは忙しい。また間違えやすい分岐はこんな地形であるという場所も説明し、一人ずつ歩いてみて実感してもらった。大文字山三角点でも山座同定を行い、次第に地図が読める面白さを体感していただけたのではないだろうか。山頂からはKさんの案内で幻の滝、中尾城址を通りお馴染みの大文字林道へ下りる。今回参加者の皆さんが非常に熱心に取り組んでおられたのが頼もしかった。GPSやスマホでも位置情報は得られるが、道迷いを防ぐ為の基礎知識として読図も習得していただきたい。(原田 記)
・日 程=2017年5月14日(日) 晴れ
・リーダー=原田 毅/SL住吉実、加来繁幸、池野正明
・参加者=24名
・コース=JR山科駅〜諸羽神社公園〜白岩〜大文字山〜幻の滝〜中尾城址〜大文字林道
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