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左=京阪八幡市駅前に集合く 右=早速、珍しいマンネンタケ
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左=狭い登山道のでの講習は大変でした 右=雨の中熱心な講義が続く
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エジソン記念碑前広場集合写真 |
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左=カシノナガキクイムシ対策のトラップ 右=サンコタケ
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左=イカタケ 右=安居橋で写真による講義
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前日からの雨が止む予報で、京阪八幡駅に全員52名が集合したが午前中は小雨になった。いつもの様に岳連関係者の挨拶などがあり、講師の佐野先生から、特に猛毒の触っただけで皮膚炎を起こす、赤いカエンタケ(火炎茸)の注意などがあり、色とりどりの雨具を付け出発する。こもれびル−トは一人通れる山道のため、佐野先生から説明を受ける人数が少なく、何回かに分かれて説明を受けた。濡れた道端には、立ち枯れや落ちた枝などにカワラタケが多く観られた。早々に漢方薬にもなり成長すると顔程大きくなり、「幸茸」と呼ばれ家に飾る地方もある、小さなマンネンタケを見つけ説明を受けた。色々のきのこを観て説明を受けながら登り、142mの鳩ヶ峰山頂に着くが、藪蚊が多く全員の到着で早々下山を始めた。この付近には老いた大木を枯らす、カシノナガキクイムシ対策の変わった実験が行われていた。
男山リクレーション・センタ−の長い石段を下り、車道沿いの竹藪で珍しいキノコを見つけた。三個の輪の形のサンコタケ(三鈷茸)と、イカタケは海のイカが地面に突き刺さり、足を上げているような奇妙な形で皆写真を撮った。小雨も止んでエジソン記念碑前広場で昼食をとる。午後は広場の西側で佐野先生から、菌類が動植物の遺体を土に返す重要な働きをしているなど話を聞く。最近のDNA鑑定で、ナラタケの地下の菌糸が3810mまで伸びていた。キノコの本体は地中で、地上のキノコは桜の花の一輪に過ぎないと。世界最大級はアメリカ、オレゴン州のオニナラタケが総面積約10q2推定重量約600トン推定年齢は約2400歳と信じられない話を聞く。裏参道を経由しで下山し、安居橋で再度先生から、持参した多くのキノコ写真で説明を受ける、キノコは植物より動物に近い、動物は消費者で植物は生産者でキノコは動植物を土に返す、いつもの話を聞き、名前を覚えるよりキノコの一生を観てほしいと、ここで解散した。 (萩原 記)
・日 程=2017年10月7日(土) 晴/曇り
・リーダー=萩原孝一/SL北川嘉康/A中村 聖
・参加者=23名その他29名
・コース=京阪八幡市駅〜こもれびル−ト〜鳩が峰山頂〜エジソン記念碑前〜裏参道下山〜安居橋(たいこ橋)
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