帝産バス、アルプス登山口から
舗装された車道を天神川の左岸沿いに約50分歩くと登山口に着く。登山口から少し行くと風化した砂礫の山道となり歩き難い急な道を進んで行くが、それも暫くのことで尾根に登ると傾斜も緩まり歩き易くなる。朝から晴れたり曇ったりの空模様であったが、この頃から時々小雨が降って来る。二尊門を入る頃になると雨が小雪に変わって降ってくる。不動寺の休憩所に着く頃には、あたりはうっすらと雪化粧していてなんとも美しい風情であった。
思いのほか、雪が激しく降ってきたので小降りになるまで10分ほど待ち、雪が納まってから太神山へ向かう。急な石階段を登り、大きな岩にのし掛かられているような本堂の屋根の横を過ぎて階段を登りきると三角点が有る太神山山頂(599.6m)に着く。天気のせいか山頂ではあまり展望もきかず。集合写真を撮って早々に下る。休憩所に戻り食事休憩とする、上からの雨や雪は避けられても吹き抜ける風が寒い。長居もできず、来た道を戻り、矢筈ヶ岳を目指す。矢筈ヶ岳分岐から尾根を少し下り小さな谷を渡り尾根に取り付く、小さなピークを幾つか超えて登って行くと右下に小さな池が見える、なおも緩やかな尾根道を進んで行くと出合峠に着く、峠からは急な道を登って行くと山頂であるが矢筈ヶ岳(・562)の表示板は頂稜部の南西の端にある。矢筈ヶ岳からは御仏河原を通り富川道を経てアルプス登山口バス停のルートで下山する。
谷筋の日陰には残雪が残り凍結しているところもあり、登山道にも所々、水が流れ一部凍結している所があったりして滑りやすい。沢沿いの道を慎重に下って富川道分岐の天神川左岸に出る。そのまま舗装された車道を下ってアルプス登山口バス停に帰り着く。(池野 記)
・日 程=2018年2月17日(日)
・リーダー=池野正明
・参加者=11名
・コース=アルプス登山口〜泣き不動〜不動寺〜太神山〜矢筈ヶ岳分岐〜矢筈ヶ岳〜アルプス登山口
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