平日にもかかわらず乗客の積み残しが出るほど混みあったバスで着いた大原であった。深まりつつある秋の観光地、降りた乗客の多くは三千院方面に向かったようだ。我々は、寂光院を通り過ぎ、草生川に架けられた橋を右岸に渡り、建礼門院に仕えた阿波内侍たち女官の墓の横から翠黛山を目指した。紅葉の季節、前日の雨で木々は潤いを取り戻し、紅葉は朝日に映えていた。取り付きからの急登で一汗かく、約一時間で翠黛山山頂に着き記念写真を撮って金毘羅山へ向かう。途中、岩場混じりの小さなピークを越え金毘羅山の三角点へ到着、昼食タイムとする。後は江文峠まで、琴平神社を経て下り、予定では瓢箪崩山まで登り返す予定であったが、途中で時間切れ、晩秋の日暮れは早い、あっ!という間にとなり暗くなり思わぬ苦労することもある。ここは安全を踏んで明るい内に下山するに越したことが事がない。・471を北に降りたコル付近から地理院地図には書かれているが実際は、ほとんど廃道で倒木に埋め塞がれた谷の道を大原井出町方面に下って、戸寺バス停に至る。
・日 程=2018年11月29日(木)
・リーダー=池野正明/SL加来繁幸
・参加者=15名
・コース=大原〜翠黛山〜金毘羅山〜江文峠〜・471〜大原戸寺
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