第5372回 若狭「駒ヶ岳〜与助谷山」(スノーシュー) 2019.02.09   .
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左=ブナの生命力を感じました。 右=高島トレイル縦走路に合流しました。
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三角点にて
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左=素晴らしい眺望だった若狭駒ヶ岳。 右=風を避けて昼食
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琵琶湖の向こうには登ってみたい伊吹山が。
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 今回、私は初めてスノーシューを履いての雪山登山に参加させていただき、初レポートをさせていただきます。登山口のある朽木の木地山までは道中雪は殆ど無く、山に雪が無いのではないかとリーダーが心配されていました。例年に比べて雪が相当少ないらしく、リーダーが登山口で今日の行程を最終判断。与助谷山〜駒ヶ岳は縦走せず、駒ヶ岳を往復することになりました。どんより曇った空と山間部の冷気に寒さを感じ、レインウェアの下を念のため履きました。身支度を整え、9時過ぎ出発です。
 取り付きまでは川の淵を滑って転ばないように慎重に歩き、取り付きからはスノーシューを付けて登りました。木の根のむき出しになった急な斜面では、スノーシューの足の捌きが慣れないため、木の根に引っ掛かるし、反対の足でどうしても反対の足を踏んでしまいます。所々凍った箇所もあり、下りは怖いなと思いながら登って行きました。樹林帯は風がなく、登ると暑い、止まると冷える、そんな登りでした。急斜面を登り切り、少し進むと高島トレイル縦走路と合流しました。稜線上は広い尾根にブナが所々に立っていて静かで美しい場所でした。大きな木の輪に近づくと、所々雪の下が空洞になっていて、ずぼっと足を取られそうになります。まだ2月と言うのに早くも季節が春に向かっているのかなとそんな気がしました。南方向には木々の隙間からは憧れの武奈ヶ岳が見えていました。駒ヶ越から先、いよいよ山頂近くに来た時、先頭を歩いていたKさんが「ピークを一番最初に踏んで」と先頭を譲ってくださいました。雪山を登っている楽しさと山頂見たさについ心が弾み、山頂に向かってダッシュしてしまいました。登り始めてから3時間、12時前に駒ヶ岳の山頂に着きました。眼下には黒い若狭湾と比良山系の向こうには光が射し込んだ白い琵琶湖が見えていました。そして対岸には雪を被った伊吹山から南に連なる鈴鹿山脈を一望することが出来ました。雪山って素晴らしい!と思えた瞬間でもありました。
 山頂を風よけに一段下った所で昼食。冷たくなったコンビニのおにぎりもテルモスのお湯を飲むと一緒くたになって体内が温まりました。それでもやっぱり寒くて40分の休憩を30分で山頂を後にしました。下山は本当にあっという間でした。急な斜面まで下ると、早々にスノーシューを脱がれる方もいらっしゃいましたが、私は練習にと最後まで付けていました。初めて例会に参加させていただき、京都、滋賀の雪山の魅力を感じました。これからもっともっと知りたい!登りたい!と思っています。次の登山が今からとても楽しみです。リーダーをはじめ皆様に色々と雪山登山のことを教えていただき、またサポートしていただき本当にありがとうございました。(得津記)

・日程=2019年02月09日(日)(晴)
・リーダー=林本佐千枝 サブリーダー=小島信忠
・参加者=14名
・コース=木地山バス停〜・674〜高島トレイル稜線〜駒ヶ岳〜(往路と同じ)〜木地山バス停
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