近畿梅雨明けの暑い一日。JR近江八幡駅から、「長命寺」行のバスで、ユースホステル前下車。百々神社の前で自己紹介の後、神社横の八幡山縦走路の標識に従って登り始める。
細々ではあるが、しっかりした緑陰の山道は風さえあれば、快適な山歩きを楽しめる。が、今日は湿度が高く、風もなくてじっとりと汗が吹き出す。体調を気遣いながら、休憩と給水をこまめに取る様に心がける。途中、西の湖の展望が開け、水郷地帯ののどかな景色にひと時疲れも忘れる。
「オオイワカガミの群落」周回路もあり、季節には花が楽しめそうだ。P254mを過ぎ、目の前に長命寺港が広がる展望所でお昼休みにする。湖面は霞んでいるが、ようやく「天国の余り風」のお裾分けで気分良くゆっくりできた。蝶にも、全く造詣が無いが「クロアゲハ・モンキアゲハ」が優雅に飛ぶ姿が多く見られた。林床はシダ類も多い。プチ縦走路ながら、見どころ満載の感じがする。食後、ひと頑張りで石垣の残る「八幡山」山頂に到達。展望館で豊臣秀次の系図などを観て、足の不具合のため、ロープウェイで下山するGさんと、山道を下る5人とは、麓の日牟禮八幡宮で合流した。暑い一日ではあったが、それでも山の恵みを沢山貰って皆笑顔で帰途に着いた。(公庄記)
・日程=2019年7月24日(水)
・リーダー=吉見久子
・参加者=6名
・コース=JR近江八幡駅=ユースホステル前(バス)〜百々神社〜望西峰〜北ノ庄城跡〜
八幡山〜村雲瑞雲寺〜日牟禮八幡宮〜大杉町(バス)=JR近江八幡駅
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