虎御前山から一旦下りて、田園の中を小谷山へ向かう。もうすでに体は汗びっしょりである。歴史資料館で一休みを取り、南尾根へ取りつく。山際の湿地には、ハンノキが群生している。木陰はあるというものの、急な登りは堪える。塊の列が長ーく伸びてしまう。容赦ない暑さに寡黙になり、ほとばしる汗を拭く元気もない。見晴らしの良い望笙峠で昼食にした。予定の行程より1時間は遅れている。休憩後、もう体力が持たないとのことで下山希望者が出た。いかしかたない、駅についたらメールをよこすように約束した。残りの本体も、疲労感ありありだ。山頂までまだあと2q、時間、体力に無理を感じた。とりあえずこの南の尾根の走破に目標を置き踏ん張った。車で来訪した団体が、ガイドの説明を受けている。南尾根のピーク山王丸砦で集合写真を撮ると、清水谷分岐に向けて下り、歴史資料館へ向かった。(服部 記)
・ 日程=2020年9月1日(火)晴れ
・ リーダー=服部忠 サブリーダー=北川嘉康
・ 参加者=15名
・ コース=JR虎姫駅(9:30)〜矢合神社(9:50)〜虎御前山、信長砦跡(229m)(10:40)
〜北登山口(11:20)〜小谷城歴史資料館(11:45)〜(12:20)望笙峠(13:05)
〜山王丸砦(14:10)〜(15:20)小谷城歴史資料館(15:40)〜(16:00)JR河毛駅
Photo by T.Hattori |
|