第 5600回 南越前「杣山」  2021. 03. 31. space
山頂集合写真
山頂集合写真(H)
2.説明板で打ち合わせ 3.登山口よりスタート
説明板で打ち合わせ(N) space 登山口よりスタート(H)
4.尾根筋の雑木林 5.岩場
尾根筋の雑木林(N) space 岩場(N)
6.タムシバ咲き誇り 7.袿岩(うちかけいわ)
タムシバ咲き誇り(H) space 袿岩(うちかけいわ)(H)
8.採集者からレクチャー 9.山頂のキアゲハ
採集者からレクチャー(H) space 山頂のキアゲハ(H)
10.イワウチワで吸蜜する♂(♀に気づかず) 11.オス同士でからむ
イワウチワで吸蜜する♂(♀に気づかず)(H) space オス同士でからむ(N)
12.ヤマエンゴサクで吸蜜するギフチョウ
ヤマエンゴサクで吸蜜するギフチョウ(H) space
Photo by Nakamura & Hattori space

  天気もよく晴れ気温も高い。山行の目的の一つ、ギフチョウの観察は大丈夫そうだ。登山口の広い草地(館跡)にはスミレやヤマエンゴサクが咲いている。しばらく上った樹林下の暗い登山道には、サイシンスミレ、ミヤマカタバミの花が多い。雑木林が多い斜面にはタムシバがちょうど満開だ。足元からいきなりギフチョウが舞い上がった。日光浴していたようだ。またすぐに路上に止まった。カメラを静かに近づけてシャッターを押す。黄色と黒の縞模様に赤い班が美しい。家の近所で見るアゲハチョウと違って意外と小さい。やがて急斜面の岩場を慎重に登りきると、かっての御殿跡の広場に出た。数頭のギフチョウがもつれ合って飛んでいる。近くに群生するイワウチワの花に止まっているものもいる。まるで桃源郷のような世界だ。山頂の本丸跡からは、春霞に薄く山のラインが見えている。金草岳や笹ヶ森の山塊だ。まだ雪をかぶっている。
 食後、西御殿跡から尾根筋の道を下った。タムシバの白い花が山の斜面のあちこちに見えている。登山口の草地に着くと、スミレに来ていたギフチョウに気づいた。数は少ないがカタクリの花も咲いていた。この草地に咲く花はカタクリをはじめピンクから青の花が多い。ギフチョウが好む色だ。良く止まってくれる。そういえば、尾根筋で出会った採集者は、帽子から靴まで青、ネットも青、青づくめであった。とても街を歩ける格好ではないが、蝶を集めるためであろうか。(文、 服部)

・ 日 程=2021年3月31日(水)晴れ
・ リーダー=服部忠、サブリーダー=加来繁幸
・ 参加者=18名
・コース =(9:00)阿久和登山口(9:15)〜東御殿分岐(10:00)〜東御殿(10:45)
    〜(11:00)山頂(11:45)〜西御殿跡(12:05)〜中腹駐車場(13:00)
    〜文殊堂(13:10)〜(13:15)登山口(13:45)



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