台風接近にもかかわらず好天になった。登山口から岩船や古墳を見ながら岩屋十一面観音を目指して登る。地元民が登ったり下ったり、いい散歩コースみたいだ。山頂付近の広場と岩屋観音には、カメラや双眼鏡を構えた観察者が数名上空を見ている。我々もしばらくとどまってタカの渡りを観察する。上空高いところを弧をかいたり、すっと流れるように飛んでいる。かろうじて肉眼で見えている。サシバ、ハチクマ、ハヤブサと声が上がる。参加者のほとんどが初めての体験で、数が少なかったのは残念であったが、実際に見れてよかったようだ。猪子山山頂から繖山への尾根筋には、二万五千の地図にはないが、立派な遊歩道がついている。雨宮龍神社で昼食タイム。神社神殿の木鼻、脇障子の飾りの精緻さに驚く。一旦地獄越に下り、繖山への登り返しが体にこたえる。10pを超すヤマナメクジやスノキの実を味わいながら登り、二等三角点の山頂に着く。見晴らしは悪くすぐに北腰越に下山。あとは畑の道を安土駅を目指してのんびり歩いた。
(服部 記)
・ 日 程=2021年9月29日(水)快晴
・ リーダー=服部 忠 サブリーダー=駒田一郎
・ 参加者=15名
・コース = 出発地京都駅=能登川駅(9:02)〜登山口公園(9:25)
〜(9:50)岩屋十一面観音堂、タカの渡り観察(10:30)〜猪子山山頂(10:40)
〜336mピーク(11:15)〜(11:45)雨宮龍神社(12:15)〜地獄越(12:25)
〜(13:15)繖山山頂(13:30)〜北越越(14:30)
〜(15:00)JR安土駅(15:20)=JR京都(16:15)
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