戦国時代の山城、黒井城跡と小富士山をめぐる山行である。黒井城跡は、猪ノ口山(標高356m)の山頂にある山城で別名を保月城という。また、小富士山は、黒井城攻めの際、明智光秀が陣城がおかれた山である。
まずは黒井城跡に向かった。黒井城の主郭部(山頂)までは、一般コースと健脚コースがあり、それぞれに分かれて主郭部を目指した。主郭部は山頂を削平されており、本丸・二の丸・三の丸の城郭遺構が残されていた。360度の大展望で春日町黒井が一望できる。石踏の段で昼食をとり、小富士山に向かった。
小富士山は標高231mの左右対称の富士山のように尖った美しい山である。、それゆえ山頂までは急登で、ところどころで岩が露出し、岩をよじ登りながら山頂を目指した。途中に展望が良い所がいくつもあった。それとは裏腹に山頂の展望は悪く、小雨まで降り出した。下りは裏の斜面を使い下山が、反対斜面に降りたため小富士山を半周して登山口に戻った。
変わりやすい天気であったが、穏やかな秋の一日であった。
(河原崎 記)
・ 日 程=2021年10月17日(日)晴れのち曇り時々雨
・ リーダー=小島信忠
・ 参加者=10名
・コース = 春日=春日局庵(10:15)〜登城口広場(10:25)〜健脚コース
〜(10:50)石踏の段〜(11:05)本丸(11:25)
〜(11:40)石踏の段(昼食)(12:00)〜(12:30)春日局庵
= 巌高山桃源寺(13:00)〜(13:30)小富士山山頂(13:45)〜(14:23)
〜(15:10)巌高山桃源寺 解散
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